ペットの足に良いのはクッションフロアーとタイルカーペットか比較!

床ペットハック

猫5犬1と暮らす我が家には、和室というものがありません。

なぜならば「毛」がとんでもないことになるから。

なので、全室フローリングで、できる限り掃除の手間を省こうとしていたのですが、この家に引っ越してすぐ飼うことになったワンさんの脚が、あまりよろしくないことが判明。

というわけで、タイルカーペット▶クッションフロアと使ってみた、私の感想を述べてみようと思います。

犬の脚にフローリングが良くない理由

ペットを飼う際に気になるのが毛。

しかも、うちのように多頭飼いともなると、その毛量は半端ではありません。

夏になると、西部劇の砂漠シーンでコロコロ転がる枯れたオカヒジキみたいな奴、あんなのが、西部でもないのに廊下にコロコロ転がっているのです。

千夜
千夜

毎日掃除していてもね……

なので、全面フローリング+クイックルワイパーが一番効率が良いのですが、このフローリングというものが犬の脚によろしくない。

爪が立たないし、肉球が滑るため膝や腰に負担がかかる。

さらにはうちの犬は、膝蓋骨脱臼症という、生まれながらの骨格の異常で、膝の骨が外れやすく、何度も外れたりしていると、寝たきりになる可能性もある。

そうなっては困ると、毎日ワックスがけをして、幽霊でも転倒しそうなほど磨いていたフローリングに、色々と加工することになったのです……。

犬の足のためにやってみた床対策

スリップ軽減ワックス

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まず試してみたのが、スリップ軽減ワックス。

ワックスのようにフローリングの上に塗って、滑りにくくするという手法のもの。

結果は……。

確かにザラついてスリップはしにくくなるものの、床の硬さが減るわけではないので、膝への負担は変わりません。

それに、14畳以上のリビングダイニングをしょっちゅうワックスがけするのは大変な上に、お金もかかる。

塗って3日後にはワックスが剥がれ始め、場所によってはツルツルになるし、塗られたところと塗られてないところで汚れ具合が異なり、とても汚いことに……。

千夜

却下

タイルカーペットを敷いてみる

 
脚には一番負担のない、タイルカーペットを敷き詰める方法。

タイルカーペットを選んだのは、「ゲロ」られたり、「お漏らし」されたときに取り替えが効くから。

基本的に、ペットを飼っている家でカーペットを敷く場合は、タイルカーペットをおすすめします

【よい点】

・取り替えがきく
・脚に負担がない
・暖かい

【悪い点】

・ずれる
・取り替えがきくと言ってもコスパが悪い
・部屋が真四角ではない場合、加工が大変
・滑り止めが壁や床につくととれない
・ニオイがつく

というわけで、ニオイがついてしまったり、毛羽立ってしまったり、汚れが目立つようになってしまい、4年ほどでだめになり、今回取り替えるに至ってしまいました。

ちなみに、14畳の部屋にフローリングを敷き詰めるのにかかった費用は、20000円ほど

クッションフロアーを敷いてみる

 
フロアーマットを敷いている間、「もう毎日掃除機がけとか、勘弁してぇぇ!!」となってしまい、辛抱溜まらず、クッションフロアーに敷き変えることにしました。
 
クッションフロアとは、薄いゴム的な、スポンジ的なカーペットとでも言えばよいでしょうか……。
 
以前住んでいたマンションでも、床がクッションフロアだったので、貼り替えも自分できました。
 

【よい点】

・意外とコスパがよい
・汚れが落としやすい
・見た目がきれい
・張り替えが楽
・クッション性もそこそこある
・ゴムなので滑らない

【悪い点】

・ゴミとして出すときが大変
・施工時に気をつけないと手を切りまくる
・ぴったり敷くには多少技術が必要になる

私は通販で買ったのだが、メートル790円なので、実はタイルカーペット買うよりも安くすんだし、やり方もたいてい通販サイトに載っているので、100均で道具を揃え(硬めの長い定規・カッター・カッター用の切り台・ヘラ・ローラー)、自分でやれば、全部で15000円でおつりが来る。

千夜
千夜

ニオイもつかないし、掃除もメチャクチャ楽

ただし、施工時にカッターでカーペットを切る際、カーペットに組み込まれているガラス繊維が飛び散るため、半袖で施工しようものなら、両腕ブリブリに赤くなってかぶれたようになるので注意しよう。
体内に入れても害はないそうだが、気分的にマスクも必須。

重量もあるので、自分でできなさそうな場合は、業者さんに頼んだ方が、綺麗で楽だと思われます。

ペットの足のためにクッションフロアとタイルカーペットを敷いた比較

と言うわけで、クッションフロアーとタイルカーペットその比較ですが……

価格
クッションフロアー(安い)<タイルカーペット(高い)

施工のしやすさ
クッションフロアー(やりやすい。ただし怪我をすることも)<タイルカーペット(少しやりにくい)

ペットがいる場合のニオイ
クッションフロアー(つかない)<タイルカーペット(つく)

汚れ
クッションフロアー(掃除しやすい)<タイルカーペット(取り替えることになる)

クッション性
クッションフロアー<タイルカーペット(カーペットだからね)

耐久性
クッションフロアー=タイルカーペット
(共に寿命は5年くらい)

このような感じで、今のところクッションフロアーに軍配があがりました。

ただし、この先の耐久年数などで変わるかもしれませんが、ペットを飼っていて、フローリングが負担な場合はクッションフロアーをおすすめします。

タイルカーペット

この小汚い床が

フローリング
ツルツルで危なかった床が

クッションフロア

犬も安心して歩ける床になりました~

ペットハック
この記事を書いた人
川島 千夜

【マルチクリエイター】
ライター・小説家・イラストレーター等などクリエイティブなことは何でもござれ。
あらゆることに挑戦し、その記録をここに書いています。
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コメント

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