それは、おばあちゃんの「ニシンのパイ」とオソノさんの「ミルク粥」だと思っています。
ミルク粥は魔女のキキが体調不良で寝込んでしまったときに、下宿先のママ、オソノさんが作ってくれたご飯ぽい、お粥の料理。
「ミルクとご飯!?」
という違和感がある料理ですが、すごく美味しそうでしたので、今回はそのミルク粥のレシピを紹介しようと思います。
魔女の宅急便『ミルク粥』のレシピ
材料<2人前>
- 牛乳……(大体)200cc
- 水……(大体)100cc
- コンソメ……一かけ
- 冷やご飯……一膳
- タマネギ……半分
- 油……少々
- 塩こしょう……少々
- とろけるチーズ……1枚

自分で言いますが、結構適当です。
おかゆ作ってる時に、きっちりとした分量なんて量ってらんないと思うんですよ。
オソノさんの性格からすると、きっと元気な状態でも分量なんざ量ってないと思いますしね。
大丈夫、適当でも美味しいのがジブリ飯ですから!!
作り方
1、タマネギを薄くスライス
無ければタマネギ無しでも無問題。

「気分の問題だよ!!」とオソノさんなら言ってくれるはず
2、薄く切ったタマネギをソテ-。
理想は「飴色になるまで弱火でじっくり」。

けど、ドーラあたりだと「めんどくさいね!!」とかいって、火炎放射器あたりを使いそう
3、タマネギがしんなりしたら、「水」「牛乳」「コンソメ」を投下。
私は普段から低脂肪牛乳しか飲まないので、低脂肪牛乳で作りましたが、以外とその方があっさり作れて良いかもです。
コクを求める場合は普通の牛乳で。
4、コンソメが溶けたら冷やご飯と溶けるチーズを投下。
ここではもう、軽くほぐす程度に。

一瞬犬のご飯ぽいな……と思ってしまいますが、犬にタマネギは禁忌なのでご注意を
5、軽く塩こしょうで味を調えたら完成。
薄味の方がのどの通りもよいので、あまりここで味を調えない方がいいかもですね。
ミルク粥の味はというと……!!
味はもう、「シチューかけたご飯」そのまま。
ミルクと粥。つまりは牛乳とご飯という白×白という組み合わせが美味しいのか、疑問に思う人もいるかと思いますが、美味しいんですよ!!
おかゆには黄色い卵や、赤い梅干しがメジャーな日本ではちょっと引いちゃいそうな組み合わせですが、「シチューかけご飯が美味しく食べられる人」には全然問題ありません!!
しかも、「シチューかけご飯」よりも塩味が薄く、「優しい味」。
病気の時にはぴったりな感じです。
恐らく、海外だとご飯より「オートミール」がメインなので、そちらで作っても美味しいかも。
うん、きっとオソノさんの匂いってこんな感じなんだろうな。
そう、思わせてくれる一皿。
風邪を引いた時でももちろんいけるし、魔法が使えなくなった時でも心を温めてくれる一品で、私は大好きになりました!!
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