先日、鉄腕ダッシュで、「ながらみ」という貝を食べていたシーンがあったわけですよ。
なららみとは比較的ローカルな海の巻き貝。
旬は春~夏らしい。
※これはながらみの素材写真※
どうやら千葉では結構メジャーに食べられているものらしく、県民としては「食べたことない」なんて恥ずかしい。

カルフォルニア住人が「オレンジ食べたことない」って言うようなもんですよ
そう思って、近所のスーパーに行ったら……普通に売られてました。
愛知県産のながらみが。
というわけで、ながらみを食べてみたので、一番簡単な調理方法や味などのレポを紹介します。
ちょっと食べにくそうな「ながらみ」の料理方法
ながらみの見た目
結構、色彩が鮮やか。
グロいと言っても過言ではないが、水生生物ならタガメとかアメンボ以外は大概いけるクチなので気にしない。

ぱっと見、色の濃いカタツム……
ながらみの食べ方
①ながらみにはかなり砂が含まれている事があります。
買ってきたながらみを5時間ほどお水にさらして、砂抜きをしましょう。
②沸騰したお湯に塩を小さじ1杯ほど入れます。
軽く洗ったながらみを5分ほど茹でて完成。
一応、酒蒸しにする等の方法もあるそうなのですが、一番簡単な料理方法としてこのやり方がベストかと思います。
シンプルなのが一番美味しい貝です。
そうして、できたのはこちら。
茹でても色が変わるわけでもなく。
二枚貝のように口を開けるわけでもなく。
かなり、顔色の変わらないヤツである。
本当に火が通ったのかよくわからないが、大体どこのサイトみても5分って書いてあるので大丈夫であろう。
貝からの身の出し方
頭のところに、薄い蓋があるのでペロリとそれを剥がし、つまようじを刺してクルクルと身を抜き取る。
尾っぽ(?)のところが切れやすいのでご注意。

感覚的にはサザエを抜き取る感じだ
で、出てきたのがこれ。
小さいサザエっぽいが、結構グロイので、ビジュアルがダメという人も多そう。

タニシとか平気で食べられる人には、問題無いかと
ただし、取り出し方に注意!!
上手にクルクルっと抜けないと、キモの部分が殻に残ってしまいがち。
その場合、爪楊枝の先でつついて出せば簡単に出ます。
ながらみの味は……
本題の食べた感想は………………。
ちっさいサザエ。
ただし砂多め。
海洋生命体好きとしては、歯ごたえもよく、おいしいおつまみになる。
わさび醤油がとても合うが、どうあがいても砂がジョリジョリいうので(砂抜きが難しいため、5時間水にさらしても砂が抜けきらないこともある)、サザエを食べた方が確かに良いだろう。

まぁ、サザエでも砂ゾーンはありますが
そんなわけで、おいしくいただいたながらみ。
こんなビジュアルな生き物も平気で食べられる私ながら、エスカルゴだけはどうしても食べられないのは世界の七不思議。
Amazonだと、すでにボイル済みのを購入できるので、その方が楽かもしれません。

他にも珍しい食べ物の食べ方公開中!!
コメント
ながらみ、ウチ(静岡)の辺りでは塩ゆでした後、殻から出しながら1個1個、小鉢に入れた「塩湯」で「すすいで」食べますよ。
試してみて下さい。
おお!! 塩湯ですすいで食べるんですね!!
良い情報をありがとうございます^^
またながらみを見つけた際には、おすすめの食べ方で食べてレポしてみます!!