千葉養老渓谷で鯉料理を食べる『鴨川大新』のレビュー

鯉濃食レポ&レシピ

さて、千葉でも秋も深まり大分体調がよくなってきました。

そして、食欲も出てきました。

「夏バテしてはいけない」と思い、夏なのに無理してガツガツ食べていたら、ひと夏で2キロ増え、これから食欲の秋を迎えるに辺り、もう開き直るしかないと諦めきっております。

千夜です。

そんなわけで、今年の夏に食べた「鯉料理」について書きましょう。

鯉って食べられるの?

鯉

鯉は食べられます。

というか、戦国時代の将軍の高級料理として献上されていたレベルです。

ですが、鯉には独特の臭みがあるので、綺麗な水で育った鯉を、内臓を傷つけず(内臓も臭い!!)捌く必要があって、あまり市場には出回っていません。

もちろん、森林公園などの池で泳いでいる鯉を勝手に釣って捌くのは違法なので(苦笑)、鯉を食べてみたいと思ったら、お店に食べに行くのがベスト。

というわけで、千葉で有名な『鯉を食べさせてくれるお店』を検索したところ、一番有名な養老渓谷の和食料理店『鴨川大新』というお店がヒット!!

早速行ってみることにしました。

養老渓谷鴨川大新で鯉を食べよう

大新(市原市その他/居酒屋) | ホットペッパーグルメ
大新(市原市その他/居酒屋/海鮮)の店舗情&#2257【続きを読む】

場所は千葉の養老渓谷。

夏の終わりに行ったのですが、渋滞を抜けてついた養老渓谷は意外にもひと気がなくて、すごく快適。

この鴨川大新は千葉で美味しい鯉料理が食べられるとあって、すごく人気なのですが、人の入もそこそこで、非常に快適。

いい感じです。

扇風機

天井の扇風機もどこか懐かしく、

置物

置物も昔行っていた祖母の家を思い出させてくれる、ノスタルジー溢れる店構え。

お店の子供らしき幼児が、トイレに立つ私を案内してくれながら「ガオレンジャー!!」と叫んでいるのも、いと微笑ましい(笑)

大新のメニュー

大新のメニューはそこまで多くはなく。

・うな重
・鮎の塩焼き定食
・竹の子めし
・山芋定食
・とんかつ定食
・ワカサギフライ定食
・鯉のあらい定食
・鯉こく定食

とあっさり決められる感じに。

メニュー

丼物もあるのですが、定食メニューの材料を丼に載せた感じで、同じメニューです(笑)

うなぎなども食べられますが、探していたのは『鯉』。

もちろん私はためらいもなく「鯉のあらい定食」を注文。

旦那は鯉こく定食を注文。

鯉のあらいとは、鯉のお刺身のこと。
いや、お刺身とは違うそうなのですが、鯉の切り身をお湯でさっと洗って、冷やして酢味噌で食べる乙な一品。

そして鯉こくは、輪切りにした鯉の切り身を味噌で煮込んだものだそうです。

鯉まみれの料理

鯉こく定食

少し待っていると、ドドンと出てきました鯉こく定食。

鯉こく定食

かなりからめに味付けされた鯉こく。

みその良い香りが良い感じ。

食べてみた感想は……「白身魚の味噌煮」(苦笑)

そのままの感想で申し訳ないのですが、味噌の味が美味しくてご飯と非常に合うのですが、鯉かどうかの区別も付きません……。

千夜
千夜

それだけ臭くないってことなんですが

しかも、骨が結構鋭利で、気を抜くと盛大に口の中を切りそうになるので注意が必要(汗)

鯉のあらい定食

鯉のあらい

※写真が行方不明で資料写真を掲載してます※

それでは鯉のあらいの感想ですが……淡水魚の刺身なので臭みがあることは覚悟していたのだが、臭みがまったく無い!!

酢味噌で食べるその感覚も珍しく、小骨が気になるがコリコリとした歯ごたえがたまらなく美味い。

千夜
千夜

定食じゃなく、おつまみだなこりゃ

強いて言えば、酢味噌になれていないのでできれば醤油で食べたい気もするのですが、酢味噌で食べるからこそ美味しいのかもしれません。

ですが、白米にはイマイチで(苦笑)ご飯はお新香とお味噌汁でいただきました(笑)

養老渓谷に行った際にはぜひ大新で鯉の定食をオススメします!!
ノスタルジーにも浸れて一石二鳥ですよ!!

お腹が満ちたら養老渓谷散歩も

養老渓谷

腹ごなしに養老渓谷を軽く散策ができるのが、大新で食べた後のいいところ。

散策

ちゃんと散策ルートが出来上がっているので、子どもでも歩けて非常に良い感じ。

ロープウエイ

途中、谷の中腹を横切るミニロープウエイみたいなモノを発見。

出店

どうやら、出店(?)の食料運びのロープウエイだったようです。

さらに谷を進むこと10分。

山道

段々と道が過酷になっていくので、体力がないかたはこの辺で引き返すのもあり。

旅館

そして質素な旅館を発見した辺りで平坦な道にもどるため、歩くのもラクチン。

車もちらほら見える頃には、第二の目的地「ホラー小説口絵用のトンネル」に到着。

トンネル

※本気で結構怖い※

このトンネル、谷側半分は岩肌むき出しの壁、もう半分はトタンのようなもので囲まれた壁で出来たトンネルで、場所といいロケーションといい、「あの世とこの世の境」的な雰囲気がたまらない。

まさに、ホラー小説好きとしては理想のトンネル。

そのトンネルを撮り、画像を加工して出したものが「出会うヒト(幽)」である。
「あるはずの無いトンネル」という章の口絵で使われているのでぜひ。(宣伝)

大新【店舗情報】

店名大新 (だいしん)
住所東京都中央区銀座8-8-5 太陽ビル5F
電話番号0436-96-0862
営業時間10:00~20:00
ランチあり
定休日不定休
最寄り駅養老渓谷駅から徒歩……1キロくらいなので車推奨
駐車場あり
店舗URL大新

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