オリジナルのスクラッチアートは下書きをどうしたら? やり方を教えます | 飛び猫

オリジナルのスクラッチアートは下書きをどうしたら? やり方を教えます

オリジナルスクラッチアート
この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

以前、「スクラッチアートに挑戦」ということで、既に下絵が描かれたスクラッチアートのセットを購入し、削るお絵かきを楽しんだ……という記事を書いたかと思います。

今回はそのスクラッチアートを応用して、「オリジナル」のスクラッチアートを作るやり方を紹介します。

【スポンサーリンク】

オリジナルスクラッチアートの作り方

用意するもの

  • スクラッチペーパー(100円でも売ってるよ)
  • スクラッチペン
  • 描きたい絵や写真
  • プリンター(なければ薄手のコピー用紙)

今回は、以前買ったFairy Taleのスクラッチ本に無地の物が4枚ほどオマケでついていたので、それを使用しました。

やり方

やり方もなにも、好きなようにスクラッチペーパーを削っていけば絵が描けるものですが、今回は、自分の家のワンさんの絵を描いていきたいと思いますので、その写真を用意します。

犬の写真
いい笑顔でしょう

その写真を元に、線画を描いていきます。

犬の線画1

写真の濃度を薄くして、大まかな線をなぞっていきます。

犬の線画2

削り取る部分を塗ります。

今回、私はSAIを使って線を描いていきましたが、photshopでも、ペインターでも、お好きな物を使って線画を描いてください。

もし、「手書きで一発でいける!!」と自信がある方は、そのままスクラッチアートに描いちゃってもいいかと思います。

そして、飾りの文字やイラストを描き足し、地を黒にしたイメージにして、チェック。

犬の線画3

OK!! となったら、「線を薄い灰色」「背景を透明」の状態にしましょう。

犬の線画4

私はphotoshopで仕上げたのですが、普通に「png」で出せば、背景は透明になります。

黒にしなかったのは、「黒字に黒を印刷しても、見づらいから」と「白で印刷したら削りそこねた場合に目立つから」という2つの理由から。

下書きのあるスクラッチアートも灰色だったので、このあたりの色がやっぱりイイみたいです。

さて、ここまで来たらあとは印刷して削るのみ。

プリンターを使う場合と、プリンターがない場合(プリンターがスクラッチ用紙を認識しない場合)の2パターンを用意しました。

プリンターで直接印刷する場合

なんの問題もありません。
そのまま印刷して、あとは目をこらして削っていってください。

因みに、私の場合はPhotoshopから印刷しようとしたらプリンターが紙を認識してくれず、2枚くらいは下の「プリンターがない場合」の手法で絵を写していましたが、普通にpngを保存して、それをデスクトップから印刷したら紙を読み込んでくれたので、もし「Photoshopから印刷できない!」という方がいたら、試しに保存したデータから印刷してみてください。
なお、スクラッチ用紙をプリンターに入れて故障した場合は、私の責任ではありません。

プリンターがない場合<コピー用紙と鉛筆を駆使します>

コピー用紙に先ほどの絵を印刷。

この紙の「裏側」に「濃い濃度の鉛筆」で線を覆うようにバーと塗っていきます。

犬の線画6
抽象画みたい

ようは、このコピー用紙を「トレーシングペーパー」のようにして使うということです。

その紙を、スクラッチ用紙の上に乗せて、今度は、線をなぞっていき、裏の鉛筆の黒をスクラッチ用紙に写していきます。

あまり強く擦りすぎると、今度はスクラッチ用紙が削れてしまうので、気をつけてください。
犬の線画5

余すことなくなぞったら、完成。

犬の線画7

ちょっと見え難いですが、どうにか犬の絵が浮かんで見えるようになりました。

あとは、ひたすらこの線をなぞって、削っていくだけ。

モカチ

なんとなく、可愛らしくできました。

【スポンサーリンク】

やり方色々、描くもの色々

今回は自分の犬猫の写真からイラストを描いてスクラッチアートとして描きましたが、他にも、名画の線画を抽出してスクラッチアートとして楽しむのもあり。

もちろん、自分の楽しむ範囲で。

楽しみ方色々のスクラッチアート。
なぞるのに飽きたら、オリジナルのイラストで挑戦するのも楽しいです!!

スクラッチアート

ちなみに、もしキレイに気に入った作品ができたなら飾りたい……ですよね?

そんな場合は、100均の材料でパネルを作ってみませんか?

作り方についてはこちらで記載しています!!

コメント