以前、大人の塗り絵が楽しい!!
なんて記事を書いたことがあったと思う。

実際楽しくて、楽しくて、プレゼントでもらったり100均の物を買ってみたりとしたのだが、ふとしたことに気がついた。
塗りにくい紙質の塗り絵本があるということに。
紙質で変わる「大人の塗り絵」の塗り心地「ツルツル素材とかさかさ素材」
私が初めて買ったのはグラフィック社の「眠れる森」の塗り絵ブックだった。
こちら、細か~いイラスト(線画)がたくさんあり、一つ一つを塗りつぶしていくことに狂気的な快感を覚える私には最高だったのだが、ちょっとした欠点があったのだ。
色の重ね塗りが難しい。
そう、青と赤のグラデーションを色鉛筆でしようにも、先に塗った方の色が紙にくっついてツルツルになってしまい、重ね塗りが難しかったのだ。
なので、この絵本を塗るときは、べた塗りを基本に、球に筆ペンで背景を塗りつぶしてみたりと楽しんでいたのだ。

曼荼羅的な塗り方が楽しめる。
そして、塗り絵とはこんな物であろうと気にせずいたのだが、あるとき、旦那が誕生日にパズドラの塗り絵をくれたのだ。
誕生日に塗り絵をプレゼントされて喜ぶ嫁なんて……って思う方もいるかもしれないが、私はサイレントヒルのフィギュアをもらって大興奮する性質で、宝石やブランド物のバッグなんかよりもこのような物の方が喜ぶため、オタクとの相性がいいと思われる。

さて、そのパズドラの塗り絵、ムチャクチャ塗り心地がよい。
眠れる森の塗り絵の紙質よりもツルツルで、ケント紙に近いのに、色鉛筆の重ね塗りをしても色が重なってくれて、奥行きのある色合いを出すことができるのだ。
使っている色鉛筆は同じなので、これは恐らく紙質の違いであろう。
※愛用の色鉛筆「色辞典」
大人の塗り絵と一口に言っても紙質によって、こうも塗り心地が変わるとはしらなんだ。
恐らく……恐らくなのだが、曼荼羅的なものや平面的な絵を描いている大人の塗り絵の場合、重ね塗りを考えておらず、べた塗りに向いた紙質なのかもしれない。
そして、逆にキャラ絵などのイラストの大人の塗り絵の場合、陰影を入れる可能性を考えて、重ね塗りをしても発色が可能な紙を使っているのではと考えた。
なので、これから大人の塗り絵を買うことを考える方がいたら、その辺り(紙質や塗り心地)を考慮して塗り絵を選ぶというのもおすすめします。
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