私ね、キムチって苦手なんですよ。
辛さが前面に出てて、発酵独特の酸っぱさがあって。
けど、キムチ鍋とかオイキムチとかカクテキは好きなんですよ。
その延長戦で、なぜか水キムチが大好きになっちゃって、とうとう家で作るまでに至ったので、そのレシピをご紹介します。
水キムチとは?
唐辛子でガッツリ漬け込むのではなく、塩水で漬けた漬物なのですが、元々は韓国の宮廷料理だそうう。
米や野菜の乳酸菌で、普通のキムチよりも乳酸パワーがすごくて、本場ではフルーツを漬けたり、汁ごと飲んだりして、お肌ツヤツヤにしたりするそうです。
セオリーが存在しているわけではなさそうで、各家庭、各店舗自分の好きなようなレシピで作っているため、「これ!!」といった味があるわけではなさそうなのですが、私は叔母の家で習った、水キムチをベースに、千夜好みの味の水キムチレシピをご紹介します。
材料
- セロリ
- ミニトマト
- ニンジン
- 大根
- ニンニク
- 唐辛子
- 塩麹
- 塩
- 黒酢OR酢
野菜類は家にある、余り野菜で十分ですが、私的に『セロリの入っていない水キムチは許せない』ので、セロリは必須。
あと、夏場ならキュウリとかももちろんGOOD。
人によってはリンゴを入れたりするのもアリかと。
また、水キムチは米のとぎ汁で漬けたりして、米の乳酸菌を使ったりするそうなんですが、面倒なので乳酸菌が確実に入っているであろう塩麹、これ一本で事を済ませてしまします。
唐辛子やニンニクは使わない……と書きましたが、あった方が絶対私的に美味しいので、これも必須。
まろやかにしたい方は昆布なんかを細く切って入れてもよいかと。
発酵時の酸っぱさバーストに酢を入れるのですが、これも黒酢だとまろやかになって美味しいので、あれば黒酢がおすすめです。
作り方
①漬け汁の作成。
お鍋に水・塩・ニンニク1片薄切り・唐辛子1本(2本入れると結構辛い)を入れて一旦沸騰させる。
その後、火を止めて、塩麹・酢(黒酢)を入れる。
一旦火を止めてから酢を入れないと、咽るので、ただそれだけ。
塩味的には、一舐めして「しょっぱっ」って感じる程度でOK。
②野菜を薄切りにして、タッパーへ
食べやすい大きさでOK。
ミニトマトは切っちゃうと汁が出ちゃうので、そのまま丸ごと。
意外とちゃんと浸かるので大丈夫。
③野菜に漬け汁をかけて半日~1日放置
私は衛生的なことが気になるタイプなので、発酵もそこそこに、冷蔵庫に半日~1日漬けたら食べちゃいます。
本来は常温で1日~3日くらい漬け込むといいらしいのですが、減塩ということもあるので、常温&長時間漬け込む場合は自己責任にて。
水キムチの感想
というわけで、出来上がった水キムチがこちら。
見た目は浅漬けですが……。
食べるとほのかな酸味と、鷹の爪のピリ辛感。
そして、ニンニクの風味が爽やかで、ノンストップな美味しさ。
夏は水キムチとラタトゥイユのヘビーローテーションで野菜を摂取していきます。
すっごく簡単なんですが、さらに手軽にしたい方は『水キムチの素』なるものも売っていますので、ぜひぜひ、水キムチで野菜を乳酸菌を摂取してみてください!!
普通のキムチの簡単な作り方はこちら!!
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