プラモデルを作ってみよう(初体験)
先日、誕生日プレゼントに猫背先輩からロボット兵のプラモデルを頂戴した。

戦闘モードのロボット兵をもらうとは……と笑えたが、仕事の返事待ちのとある午後、まったりとプラモデルを作ってみることにした。
万全の体制で挑んだ初プラモデル作り

※コーヒーとおやつも準備万端※
説明書が思ったよりも細かく、ちょっといちびるも、とりあえず説明に従い組み立てを始めることに。
と、そこでさっそく問題発生。

めちゃくちゃパーツが堅いんですけど
レンチのような部品を棒の上にはめ込んでいくのだが、それが小さい上に噛み合わせが堅く、1個作った時点で指が痛い。
※これが堅い※
しかもそれを14個作れと説明書が訴えてる。
途中、「爪を差し込んで、グっと入れ込めば少しは楽じゃん!!」と気が付き、親指の爪をパーツの一方に差し込み、反対側をグっと押し込んでいったところ、バチン!! と音を立ててパーツが手から飛び、「やばい壊れた!?」と思ったところ、割れたのは私の親指の爪だったという事案も発生。

さすが、ジブリ製は揺るがない
対象年齢15歳以上と、結構上の層を指定しているのも納得できた。
指が痛い……
どうにかこうにか、指を冷やしつつパーツを14個組み立てる。
※この時点で指が真っ赤になっている※
そして、再びよくわからないパーツを組み立てていくうちに、一体自分は何を作っているんだろうかと不安になる。
※これは関節だろうか……※
が、先ほどのパーツに外側のパーツをくっつけたところで、モチベーションが再び上がる。
見覚えのあるパーツ

これは、あそこじゃないですか!!
腕だか羽だかの、あの部分じゃないですか!!
※二本めが出来上がる※
形が見えてきたことでテンションが上がり、指の痛みも忘れてくる。

手だよ、シータが握ったあの手だよ!!
そして、忘れたころ再び指が痛くなる。
※小さな部品の小さな悪夢※
再び、指の痛くなる、内部パーツの作成。
痛い……痛い……とメソメソしながら同じようなパーツを何個も作り、今度は足が完成。
※バラパーツでも立ちます※

結構内股だけど大丈夫かな……
一抹の不安を抱えつつ、今度は頭など大きなパーツの作成に入る。

これは!!
今まで見てきてわかるように、結構パーツが細かく、ゴーグル(?)の様部分も、ちゃんと赤いところを再現している。
※細かなパーツも裏にはめ込む※
途中、胴体のパーツの入れ込みが悪く、一度外してもう一度ペンチで入れ込むという力技が発揮されたりもしたが、どうにかすべてのパーツが完成。

空から落ちてきましたの図
こうして見ると、完全にバラバラ死体である。
だがここには蝶ネクタイ子供も、フケの出る探偵もいない。
いるのは指を痛めたゴリラだけだ。
そして完成へ……
そのゴリラが最後の力を振り絞り、すべてのパーツを接続させる。
出来た!!

しかも、ちゃんと直立できてる!!
次はパズー作り
勢いに乗って今度はパズーを作る。
余談だがこのプラモデル。
ロボット兵のパーツを紛失した際には有料でパーツを送ってくれるらしいのだが、パズーはおまけなのでパーツを無くしても知らないよという、パズーに厳しい設定がされているので、作る際にはご注意あれ。
どうしたお前と言いたくなるほど、色がアレだし。
※土気色の彼※
がぶ飲みミルクコーヒーにでも3年漬かってたのかと思うような色合いで、あまりにも切ないので色を塗ることに。
だが、プラモなんか普段作らない一般家庭に、プラモ用のマーカーなんかあるわけもなく、ましてや、大した値段ではないにしろこの先貰わない限りは作らないであろうプラモのためにガンダムマーカーを買うのはいささか気が引ける。
というわけで、痛タイツを作った際に活躍した、マッキー12色セットがここで活躍。

とりあえず、ぬりぬり……。

ますますばらばら死体感が……
もっときれいに塗れよと、途中Twitterからヤジが飛んできたりもしたが、どだいこんなプラスチックのプラモに塗るためのものでもなく、あっちを塗ればこっちに付着するという、永久機関のようなことを繰り返してここまで塗ったのだ。
勘弁してほしい。
ついでに、パズーのシャツの白は「ポスカ」で塗っている。

触れば消える
変態まっしぐらのシャツを着させられたパズー
※顔は勇ましい※
代えのパーツは用意されてないわ、シャツに触れれば変態扱いになるわ、酷い扱いだがそれも彼の運命。
本気で完成!!
※ロボット兵との対比※
こうして並べば、ロボット兵との大きさ対比も正確なことがわかり、さすがジブリと言いたくなる。
できあがった彼らは、私の仕事部屋にて、ダンボーとドロッセルお嬢様という新たな友人を得て非常に楽しげだ。
※賑やかになっていく※

だが、触れば溶ける服を着させられた彼の元に、シータが来る日は訪れることはないであろう。
※集団で孤独な彼※
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