千葉県で潮干狩り マテ貝の採り方・下処理・食べ方紹介

大人の挑戦記録食レポ&レシピ
この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

コロナ禍でどこにも遊びにいけない昨今。

安心できる所と言えば、ひとけのない山とか海とかかな~と思い、私のやりたいことリスト1525番目に書かれている(笑)、マテ貝を捕りに千葉の海岸へと行ってきました。

マテ貝とはなにか?

どうやって取れるのか?

シーズンや下処理、食べ方は?

等など、初心者素人が調べたなりにマテ貝についての情報や感想をお伝えします!

大人でも楽しめるマテ貝採りについて、ぜひ読んでいってください。

マテ貝とは?

結構見た目はグロい

漢字で書くと『馬刀貝』と書くマテ貝は、細長い二枚貝。

結構見た目はグロイ。

多くの国で食べられているそうで、アサリが採れるような砂浜なら、結構高確率で採れるようです。

千夜
千夜

味はクセがなくて、ややアサリよりも『海~』って味(笑)

見た目の割には美味しいし、何より捕獲方法がめっちゃ狩猟本能をくすぐられるので、ぜひ一度はチャレンジして欲しい貝です。

マテ貝のシーズンや捕れる場所は?

マテ貝シーズンは、関東で5月~8月くらい。

もちろん、関西含む、色々な地方で取ることができます。

あまり早いと小さいし、暑くなると貝毒というか、食中毒が怖いので、私は梅雨入り直前を狙いま

取れる場所は各都道府県で異なるとは思いますが、今回は千葉の船橋三番瀬へ。

船橋三番瀬といえば、関東地方でも有名な干潟。

コロナ禍で潮干狩りを開催し、黒山の人だかりを生んでニュースなどでぶっ叩かれておりましたが、潮干狩りシーズンは5月末まで。

それが終われば静かなものですし、もちろん狩りに来てる人はいますが、シャベルでえげつない採り方をしている大陸の方が近づいて来たら避けて……とすれば、ソーシャルディスタンスは十分保てます。

潮干狩りシーズンを過ぎればスゴイ空いています

因みに富津や木更津でも採れるそうなので、混んでない場所、近い場所、お好きな場所でチャレンジしてみましょう。

マテ貝の捕り方を実演!!

マテ貝捕りに必要な道具

マテ貝を捕りに行くときに必要な道具はこちら。

  • スコップ
  • バケツ
  • (遠方なら)保冷剤

潮干狩りなのにスコップ? 

熊手じゃなくて? 

と思った方もいるかと思いますが、マテ貝狙いなら絶対にスコップがおすすめ。

次に、スコップがなければ熊手でも良いかもしれませんが、熊手だと探しにくいので少々リスキーかと。

できれば安くて良いのでスコップを用意するようにしましょう。

マテ貝の捕り方

①砂浜に開いている穴を見つけたら、その場をスコップでざっくり5~10センチくらい掘ります。

楕円の穴が目印

②掘っても崩れない、楕円の穴が残っていたらそこがマテ貝のお住まい。
 そこに塩をブチこみます。

掘っても崩れない穴が目印

③マテ貝は塩分濃度に敏感なので10秒~1分くらい待っていると、にゅ~っと頭を出してくるので、それを掴んでゆっくりと引っ張ります。

これが楽しい

結構、頭を出したり引っ込めたりします。

あと、水管(水を吐き出す管)をトカゲの尻尾切りみたいに切ったりするので、しっかりと殻の部分が出てくるまで待って、ギュッと捕まえます。

この際強く引っ張ったり、強く握ると、マテ貝の中身が出たり、殻が割れたりするので慎重に。

マテ貝の動きに合わせて、ヤツの体力が無くなるのを待って引き抜くのがコツです。

因みに死んだマテ貝はあっという間に腐敗して、他の貝を傷めたりもするので、活かして捕獲することに集中しましょう!!

マテ貝とはいえ無限の資源ではないので、根こそぎとったりせず、小さなもの(5センチ以下)はリリースしたり、食べられる量だけ確保するようにしましょう!!

マテ貝の下処理のやり方

マテ貝を確保したら、クーラーボックスに少量の海水と、暑い時期なら少量の保冷剤(多いと貝が冬眠状態になってしまう)を入れて帰宅。

その後、砂吐をさせましょう。

マテ貝はアサリよりも素直に砂を吐いてくれるので、500mlのペットボトルにキャップ2杯の塩を入れてそれをシェイク。

できた塩水をバレットの上に並べたマテ貝の上から、ひたひたになる程度にかけて、あとは新聞紙などを上にかけて涼しい場所に3~5時間置いておきましょう。

砂抜き中

あまりたっぷり塩水を入れてしまうと、溺死するので(苦笑)ひたひた程度でOK

千夜
千夜

結構元気よく水を吐くので、水濡れ注意です(笑)

マテ貝の美味しい食べ方&マテ貝の味

マテ貝の美味しい食べ方は、私は『バター焼き』だと信じています。

熱したフライパンにバターとスライスしたガーリックを入れて炒め、マテ貝を殻ごと投下。

殻がパカっと開いてから3~5分ほど炒め、軽く醤油を上からかけて完成。

千夜
千夜

異論は認める

さて、こうして出来上がったマテ貝のガーリックバター炒め。

お味のほうはというと……。

マテ貝

アサリよりも味が濃厚で、臭みもある……。
と聞いていたのですが、全然臭みもなくて、濃厚なアサリの味がして美味しい!!!

千夜
千夜

正直私はアサリよりも好き!!

歯ごたえもあるし、大きいので食べ応えもGOOD。

食べ比べのためにアサリの酒蒸しも用意しましたが、やっぱりマテ貝の味の濃厚さは私好み!!

普通の潮干狩りよりもハンター感があって、子どもとかも夢中になると思うし、来年からは潮干狩り=マテ貝取りになる予感ムンムンです!!

千夜
千夜

傷みやすくあまり売っていないマテ貝。

ぜひ、シーズンになったら狩りに行くことをおすすめします!!

因みに私は貝が好きすぎて、『ながらみ』も食べています。

こちらも珍しい貝ですが、とても美味しいので、ながらみが気になる方、ながらみの食べ方がわからない方は是非読んでみてください!!

千夜
千夜

他にも『ゴッコとか』珍しい食べ物食べてるよ~

この記事を書いた人
オタ主婦マルチクリエイター
川島 千夜

【オタ主婦マルチクリエイター】
ライター/小説家/イラストレーター/ブロガー/漫画描き/YouTubeにハンドメイドグッズ販売やっています 猫のようにあっちこっち、色々やっていますが、実態はインドア派なゴリラです

川島 千夜をフォローする
川島 千夜をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました