視力が0.1もないため眼鏡&コンタクトを体のように使う私。
そのため結構目のケアには注意してたんですが、ふと気がつくと
- 朝起きるときに目が開きにくい
- ムダに目がしょぼしょぼして涙が出る
- 目が充血しがち
なんて症状に見舞われまして、ちょっと気になって行きつけの眼科
(地元の有名病院で、行くと1日が潰れるほど混雑している)
に受診しに行ってきたんですが……。
そこから目の不調街道まっしぐらだったんで、ぜひ参考に読んでってください!
角膜血管新生が発覚
行きつけの病院は、診察が丁寧で、患者もそれゆえ多いのが難点。
そんな眼科の院長は挨拶もそこそこに、モニターに私の眼球を映し……。
超絶怒り出したんですよ。

なんでこんなyhg」;おは!!!

どうしたおちつけ先生

血管新生起こしてるじゃあないかー!!
先生が怒ったのは、目の血管が黒目の方に向かって伸びる、血管新生と呼ばれる症状になっていたから。
角膜血管新生とは?その原因は……
血管新生(けっかんしんせい、英: Angiogenesis)は、既存の血管から新たな血管枝が分岐して血管網を構築する生理的現象である。 引用:Wikipedia
簡単に言うと、細胞が酸欠にならないように、血管が伸びていく症状のことで、全身どこにでも起こりえる症状。
目の場合は角膜血管新生と言って、コンタクトレンズの使用によって酸欠になった目が空気を求め、血管を伸ばして、一部血管が黒目に血管が伸びていってしまうタイプです。
カラコンなんかはとくに酸素通過率が悪いので、この症状になるケースも多いそう。
病気とはちょっと違うのですが、困った症状であることは確か。

この状態のなにがまずいって、血管が黒目に届くとだんだんと角膜が白く濁ってきて、視力の低下……はては失明につながるそうなんです!!
「本日の院長は、カラオケのやり過ぎで喉を痛めております」と、受付にふざけた張り紙がしてあったのですが、プロレスラー的な風貌のゴリマッチョな院長がガラガラのハスキーボイスで「怒ってないんだけどねっ!!」と怒鳴ること、鐘のごとし。

絶対怒ってるよね……
人間三十路も過ぎるとこう頭ごなしに怒られるということもなくなってしまいます。
なんだか思わず可笑しくなってしまい「フフ……」と笑いを漏らしてしまったのですが、院長に「笑い事じゃないよ!!」とギリギリ聞き取れるハスキーボイスでさらに怒られたのはここだけの話。
治療法は……
ドライアイが酷い人間はコンタクト使用の際は、1時間おきにコンタクト用目薬をさすこと。
自分は添加物に負ける体質なので、無添加のこの使い捨て目薬が大活躍。
ロートソフトワンは、使い切りなのに1週間~10日はもつ量が入っているので、コスパがよくておすすめです。
リピート購入して、今も使っています。
また、アイライナーなどは充血しやすいのでともかく無添加なものを探しました。
因みに1度伸びた血管はもう2度と元に戻ることはないため、治療法というよりも、「これ以上血管新生を起こさない」ということが大切。
なので、ドライアイの人はコンタクトの使用は本当に慎重に。
必要な時に、必要な場面でだけ装用するのがベストです。
それこそ目薬を小まめに指すことを心がけましょう。
角膜負傷(角膜が削れる)事案が発生
普段コンタクトは度数だけ眼科で見てもらい、あとは通販で購入して、そのまま使っていたのですが、定期検査の必要性を常々痛感させられる事案もまた発生。

普段のコンタクトはこちらで購入。
早いし安いのでオススメ。
その日はコンタクトの注意を散々に受けて帰宅となったのですが、それから2ヶ月間。
コンタクトレンズの使用時間は週に2日間、卓球の練習時にのみに限定して、目薬もコンタクト使用時は1時間おきに。
裸眼の際は、朝昼晩とジクアスとヒアレインという、ドライアイ用の目薬をさす生活に。
ジクアスとヒアレインはさすがに処方箋がないと手に入らない目薬ですが、定期検診の際にもらうような感じで手軽に手に入る目薬でもあります。
そのお陰か、検診では血管新生は治らなくとも、進行は止り、安定した状態でした。
でしたが……!!
数ヶ月後、どうも目が痛痒くなってきたのです。
充血も治まらないし、季節柄花粉のアレルギーでも起こしたか……。
と、万年アレルギー人間の私は、慣れた足取りで再び眼科へ行ったのですが……。
再び、超絶院長が激怒。

またあんたはy@ぴぃおs、rと!!!

先生血管切れちゃいますよ!!

角膜削れてるじゃないかーーーー!!

どうして、こんなになるまでほっといたんだ!!

ドラマ以外でそのセリフを聞くことになるとは……
どうやら今回は、角膜の下が三日月型に削れ、穴まで2カ所開いてしまっていたらしいんですよ。
でも、私には身に覚えがない……。
用量用法を守ってコンタクトを使っているのに、なんでこうなったのかまったくわからない。

怒りたいのは私の方ですよ。
憤る私に、院長が言いました。

目が乾いている状態でコンタクト外したりした?

え、よくやってるけど?

それが原因だよ!!!
どうやら、目が乾いている状態でコンタクトを外すと、レンズに角膜がへばりついているため、角膜が削れてしまうことがあるとのこと。
実際、私の目の状態を見ると、黒目の下のほうが、丁度コンタクトレンズをつまんだ形に穴が開いているんですよ。

角膜負傷時の対処法(治療法)
このような状態の際は、度合いはあるかと思いますが、ともかく「角膜を休ませること」。
- 当面のコンタクトは禁止。
- 医療用の目薬の使用。
この2点を守って治していくしかないようです。
目の玉は取り替えが利かないので、皆さんもぜひご注意を……。
症状と対処法のまとめ
角膜血管新生
症状
実質無症状。
全く気がつきませんでした。
ですが、ドライアイから発生する症状なので、目がゴロゴロしたり、目がしょぼしょぼして涙が勝手に出てきたり、朝目が開けにくかったら要注意。
ドライアイが悪化して、血管新生が始まっているかもしれません。
対処法
血管新生は治りません。
- コンタクト使用時は小まめに目薬の使用。
- ドライアイっぽい人は通常時でも朝昼晩とヒアルロン入の目薬の使用。
- コンタクトの使用時間をできるだけ減らす。
こういったことを守って進行させないようにしましょう。
私のオススメは、コンタクト使用時はこちらの無添加目薬で目の潤いを補給。
裸眼の時はできるだけ病院からもらった、ヒアルロン入りの目薬の使用することです。
無い場合は市販でもヒアレイン入の目薬が売っているので、それを使ってみましょう。
なにより定期的に目の検診に行くのがベストです。
角膜負傷のまとめ
症状
人それぞれだと思いますが、私の場合症状が比較的軽かったので、軽い充血と目のかゆみでした。
重くなると、目が開けられないくらい痛くなるようです。
なにより、コンタクトを外すときに目に張り付いて取りにくいことがあるので、その際に無理をして外すのは禁止。
目薬をさして、少しずつ動かして取るようにしましょう。
対処法
ともかく目薬。
無理矢理コンタクトを外さないに限ります。
あと、人によっては、寝ている間に目が乾燥して、起きて目を開けようとしたら裏まぶたと目がくっついちゃって、それを焦ってむりやり目を開けようとしたら角膜が剥がれるとか言う、怖ろしいこともあります。
私も1度やりかけました。
なので、ドライアイの人は極力寝る前にもドライアイ用目薬をさすようにしましょう!!
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