ドイツの養命酒「イエガーマイスター」とハンガリーの養命酒「ウニクム」の感想

薬膳酒食レポ&レシピ

先日ね、ちょっとしたパーティーを開いたんですが、何を考えたか先輩がドイツの養命酒と言われる「イエガーマイスター」と、世界で2番目に苦いであろう、ハンガリーの養命酒的なお酒「ウニクム」を持ってきたんです。

ええ。

すごかったですよ……。

養命酒と変わりがない「イエガーマイスター」

Amazon梱包

Amazonの梱包で届いたこのお酒。

まずは1本目の「イエガーマイスター」。

イエガーマイスター

アルコール度数は35%高めなこちら。

ドイツの養命酒的なお酒で、56種類のハーブで作られているそうな。

香りはそのまんま養命酒。

味は……ちょっと苦い養命酒。

養命酒、養命酒とうるさいが、日本人にとって一番味の説明がつきやすいのが養命酒なのだから、仕方ない。

薬膳として飲むなら少量をストレートで飲むと良いでしょう。

他にも炭酸で割っても飲みやすく、安心して飲めるお味。

ハーブが入っているからか、身体が温まるような気もする。

本場ではストレートで飲むほか、カクテルにして飲んだりするらしい。

養命酒の甘いのが苦手な人は、イエガーマイスターを選んでもいいと思います。

大穴本命「ウニクム」

さて、至って安心安全なお味だったイエガーマイスター。

次は、本命の「ウニクム」

ウニクム

千夜
千夜

もう毒薬みたいな瓶の形してるよね。

猫背
猫背

本当は、「世界一苦い酒」ってのを買おうと思ったんだけど、さすがに冒険できなかったよ

そう言う彼だが、この時点で冒険だ。

さて、この毒薬ウニクム。

ハンガリーで作られてから200年。

変わることない門外不出のレシピで作られているようで、中に何が入っているのかさっぱりワカラナイ。

40種類以上の薬草を入れて作るらしいのですが、臭いの時点で「すげえ濃い養命酒」の臭いがする。

本場では冷やしたウニクムを酒の締め、もしくは二日酔いの朝にワンショット、キューっと飲むのが作法らしいのだが、二日酔いの朝に40度の酒を飲むとは、さすが鉄の肝臓を持つ欧米人。

一昔前までは、王族貴族しか飲めなかったと言われる、この万能薬。

飲んでみた感想は……。

猫背
猫背

震える程苦い。

一口飲んだ時点で、「参りました、もう二度と深酒はしません」と言いたくなるほど苦い。

炭酸で割ったら単なる発泡する苦水。

しかもこの苦み、喉の奥にしっかりと張り付き、飲んだ後もしばらく苦い。

たぶんだが。

恐らく多分だが。

せんぶりが入っていると思われる。

センブリ

漢方で使われる胃腸の薬草?
「千回出してもまだ苦い」という由来から、センブリと呼ばれるようになったほど、めちゃくちゃ苦い。

養命酒にせんぶり入れちゃマズイだろ。

本当に、マズイだろ。

飲んだ後、確かに身体は温まるような気がするが、それは嘔吐いているからかもしれない。

これで世界で2番目に苦い酒……。

もはや1位のお酒は飲まなくてもかまわない。

健康志向かつ、お酒にこだわりをもつ方がいらっしゃいましたら、ぜひ「ウニクム」を飲んでみてください!!

ウニクム 700ml 40度 [並行輸入品]
ウニクム
40種類以上のハーブからつくられる、ハンガリーの国民的健康酒

日本の養命酒もお忘れなく……。

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この記事を書いた人
川島 千夜

【マルチクリエイター】
ライター・小説家・イラストレーター等などクリエイティブなことは何でもござれ。
あらゆることに挑戦し、その記録をここに書いています。
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