愛読している「もやしもん」にね「クワス」ってお酒の描写が出てて、一体それはどんなものかと気になっていたんですよ。
でもって、気になっていた物の、なんの情報もなければ「どぶろく」的ポジションなため、通販でもどこにも取り扱っておらず、ションボリしていた矢先に、「クワスの粉」的物をAmazonで発見。
早速注文して、作ってみました!!!!
クワスとは?
クワスとはロシアのどぶろくで、「ライ麦パン」「レーズン」などを原料に、イースト菌でアルコール発酵させた、低アルコール飲料。
黒パンとイースト菌、レーズンがあれば自分でも作れるそうだが、お腹が弱い上に、細菌感染すると蕁麻疹が起こる「ウイルスアレルギー」な私は怖くてできませんが、そうではない人はやってみてもいいかも。
保証はできませんけど。
このクワス、このまま飲んでもOKなのだが、スープにして飲むのもありらしい。
もやしもんにもあった「クワス」を作って飲もう
さて、アマゾンからロシアのお酒の素が届くという、大変ユニーバーサルな入手方法でしたが、届いたクワスの粉の袋が思ったよりも大きい。
ロシア語読めねえよ……。
なんて思っていたが、後ろに作り方が日本語で書かれていたので安心。
作り方は簡単で、お湯で溶かして、さらにイースト菌を加えて、そのまま冷めるまで放置。
その後、更に水を足して24時間放置でクワスができあがるらしい。
結構なおおざっぱ具合が心地良い。
早速袋を開けてみると……。
中にはインスタントコーヒーの素のような粉と、ドライイーストの袋。
その臭いは、「薄めた醤油」の匂いがする。
お湯で溶かしてみると、更にますます「薄めた醤油臭」が強くなってくる。
その、溶かしたお湯をペットボトルに入れたのだが、残りかすがどう見てもたばこの吸い殻入れの中央部分にしか見えず、音速の早さで買ったことを後悔し始める。
遠くで様子を見ていた旦那が「これ大丈夫?」と聞いてくるのだが、そんなことは私にはわからん。
だがしかし、買ったからには飲まなければ、ゴリラの名が廃る。
24時間放置し、発酵した(はず)のクワスがこちら。
笑えるほど、たばこの吸い殻の水っぽい。
臭いの方は「醤油とコーラを足して水で割った匂い」。
一体私はお金を払って時間を使ってなにを飲もうというのだろうか。
いや、きっと、嫌いな上司と付き合いで飲むビールよりも断然価値がある。
そう思い、飲むことに決めた。
クワスの味
薄めた麺汁のような見た目のこの汁。
味の方は…………。

うっすーーーーーいコーラ。
それに、醤油を2、3滴垂らした味。
香りの通りの味である。
しかも、発酵に失敗したのか、まったく炭酸味もアルコール味も感じられない。
コーラを薄めたとの通り、仄かに甘みを感じるがだからなんだと。
まぁ、どぶろく的なポジションなので、当たり前なのかもしれないが、「期待してはいけない味」である。
さて、このペットボトル1本分のクワス……どうやって飲みきったものだろうか……。
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