千葉の某港でヒイカを釣ろう! やり方や道具の紹介をします

ヒイカレジャー体験

卓球バカだった夫が、釣りバカにもなり始め、土日祝は「買い出しからの卓球からの釣り」というハードスケジュールを繰り返す事になった我が家。

大黒柱がバカになると土台が苦労するので、体力はあるに越したことはない。

そんなにわか釣りバカ夫のお陰で釣りに連れ回されることとなった私だが、以前からちょっと気になっていたヒイカ釣りという物がある。

デイリーポータルの記事で読んだことがあり、千葉では結構有名なイカ釣りらしい。

とっても小さなイカを釣る遊び
全長10cm、こんな場所にいないだろうという場所でも釣れてしまうヒイカ釣りが楽しい。 (玉置標本)

私は海産物の中でも、貝とかタコとかイカとかが大好きで、特に新鮮なイカそうめんがムチャクチャ好きだ。

そんなイカがさして遠くない場所で釣れると知り、「それならば……」といつもは不機嫌顔でついて行く私が笑顔で行ったので、そのレポを紹介したいと思う。

ヒイカ釣りに必要な物

  • 釣り竿
  • エギ(もしくはスッテ)
  • バケツ
  • クーラーボックス
  • 防寒着

できたら釣り竿は「エギングロッド」という釣り竿の方がいいらしいが、高いので、旦那のシーバスロッドで十分。

エギングロッドだと竿先がしなるので、エギを動かしやすいそうだ。

あと、大事なのが「エギ」。

エギ

エギとはエビに似たイカを釣るための疑似餌。

100均でもエギは売っているのだが、でかすぎてヒイカには使えないので、上州屋とかで一番小さなエギを買いましょう。

大体安い奴で200~300円くらい。

あとは、イカさんはスミを吐くのでその辺の対処のために海水を汲むためのバケツがあると便利。

その他、ヒイカのシーズンは10月~12月くらいなんだが、その時期の夜の海は思っている以上に寒いので、防寒着は忘れずに。

ヒイカを釣ろう

場所

さてはて、ヒイカの釣り方ですが、千葉ではシーズンになると大抵の堤防で釣れるらしい。

ただし、回遊していることもあり、その日どこの堤防(湾)で釣れるかは運まかせになってしまうので、Twitterの情報やら時の運やらを信じて、ここぞという堤防に行ってみましょう。

千夜
千夜

因みに外灯がある場所がポイントです!!

時間

昼間でも釣れるらしいんですが、夜の方がヒイカ釣りの本領発揮。

あと、夜釣りの方が太陽と仲の悪い私にとってありがたい。

できたらライトの明かりがあるところを選ぶとよし。

私が行った場所は工場の明かりがあるヒイカ釣りで人気なところなのだが、それ故人がたくさんいて釣りにくい。

堤防

★どこかはヒミツ(たぶん知ってる人がみたらわかると思うが……)★

因みに千葉の条例で、すげえ明るいライトで海を照らしてヒイカを集めて釣りをするのはだめらしく(手元を照らす懐中電灯とかはOK)、たまに見回りにくるおまわりさんに見つかると、優しく注意されるので、ルールは守って釣りをしましょう。

たぶん、2回目は優しく注意されないと思うし。

釣り方

大切な釣り方。

これ、ヘタだとたぶん釣れない。

私は完全初めてだったので、隣で5分置きに釣り上げている人の竿の動きを真似してどうにか釣ることができたんですが、ヒイカ釣りには「しゃくり」という動作が必要。

  1. エギを海へとぶん投げて、10~15秒、エギが沈んでいくのを待つ。
  2. 沈んだエギを持ち上げるように竿を持ち上げる。
  3. 竿を落としながら、余った糸をたぐるかのようにリールを少し引く。
  4. 2~3の繰り返し。

こうして、エギにイカが食いついて、脚が絡むのを待つのだ。

エギが沈むときにイカが食いつくそうで、全く動かさないと全然イカは食いついてくれない。

初心者に向いている釣りと言っているが、先ほどから周囲の釣り人がイカをつり上げている中、我々夫婦は潮風に吹かれているだけ。

そんな時は、とりあえず「上手い人をガン見して真似る」。技術はパクリ上等。

ガン見された方は気になって仕方ないかもしれないが、どうやら釣り界ではよくある話なのか、おっさんとかガン見していると得意げにテクを披露してくれるので、しゃくるタイミングなどを存分に真似しよう。

そうして、釣れたヒイカ……。

ヒイカ

千夜

4匹!!

2~3時間居て、私2夫2という体たらくだが、初心者なのでこんな物だろう。

釣れた瞬間の写真は当然、パニクって撮り忘れた。

因みに、私はこの2匹以外にも2匹ほど釣ったのだが、リールを上げている最中に焦ってバラして(落として)しまったので、ヒイカ釣りの時は、釣れたら「ゆっくり引き上げる」というのを心がけるとよいだろう。

ヒイカを食べよう

ヒイカは小さなイカなので(とは言え、スーパーで売っているヒイカより断然大きく、私の釣ったので14㎝くらい)、刺身・バター焼き・沖漬けなんかで美味しく食べられる。

沖漬けにする場合は、沖漬けの元を海に持って行き、釣れたヒイカを真水(ペットボトルで持って行く)で軽く洗い、生きた状態でジップロックに入れた沖漬けの元の中にぶっ込んで、沖漬けの元を吸わせるという……サイコパスも真っ青な調理法。

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ただし、寄生虫などが心配なので、帰宅後そのイカを入れた沖漬けジップロックを丸ごと冷凍庫に入れ2日~3日冷凍し、その後冷蔵庫で解凍して食べるようにしよう。

千夜

ムチャクチャ美味いよ

だが、私のおすすめはむしろ刺身だ。

刺身

千葉の海と言っても、昔に比べて遥かに綺麗になっており、ましてや回遊しているヒイカはヘドロなんかも食べていないので、生で食べてもOK。

ただし、やっぱりアニサキスは心配なので、内臓は取って細切りに。

脚は固いのでバターや気にしてもGOOD。

千夜

こりこりしてて、信じられないくらい甘くて最高。

もしコレでアニサキスにやられたとしても、内視鏡を受けながら「美味しかったんです……」と言うであろう。

そんな千葉でのヒイカ釣り。

私の毎年の恒例行事になりそうだ……。

いつかやってみたい。

ミニガスコンロを持って行き、釣ったイカを「その場で焼きイカにして食べる」という贅沢を……(やってる奴を見かけてしもた)

レジャー体験
この記事を書いた人
川島 千夜

【マルチクリエイター】
ライター・小説家・イラストレーター等などクリエイティブなことは何でもござれ。
あらゆることに挑戦し、その記録をここに書いています。
アレやってみたい・コレ使ってみたいと思ったら、まずは『あっちこっち飛び猫』を読んでみてください。

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