先日、誕生日プレゼントにロボット兵のプラモデルを頂戴したのですが、プラモデル初心者の私。
プラモデルって、色塗りとかペンチとか使って色々大変なんでしょう?
と警戒していたのですが、どうせなら作ってみようと早速とある日の午後、まったりとプラモデルを作ってみることにしてみました。
ジブリのロボット兵のプラモに興味がある方はもちろん、子どもにプレゼントしようか迷っていたり、自分が初心者なので迷っている方がいましたら読んでみてください!!
プラモデル初心者が挑戦! ジブリのロボット兵『戦闘ver』を作ってみよう!!
今回私がいただいたのは『ロボット兵 戦闘ver』という、日本人なら誰もが知っている天空の城ラピュタで出てくるロボット兵の、勇ましいバージョンのもの。
対象年齢15歳以上と、ちょっと難解な予想もありますが、コーヒーとオヤツを用意して、いざ腰を据えて作成してみましょう。
ロボット兵は初心者には大苦戦のプラモデル作成レベル!?
まず開いてびっくりなのは説明書の細かさ。
そしてパーツの細かさ。
これは……初心者には無理かもしれない……
そう思っても後の祭り、このまま作っていくしかないので、黙々とパーツとパーツをつなげる作業をしてみたのですが……。
めちゃくちゃパーツが堅い!
このロボット兵のプラモ。
心配していた、接着剤の使用なんかはなかったのですが、レンチのような部品を棒の上にはめ込んでいく必要があって、それが小さい上に噛み合わせが堅く、1個作った時点で指が痛い……。
しっかりと「カチリ」とハマってくれる分、一つ一つのパーツが硬くて、指が痛くてしかたがないんですよ……。
しかもそれを14個作れと説明書が訴えてる。
途中、「爪を差し込んで、グっと入れ込めば少しは楽じゃん!!」と気が付き、親指の爪をパーツの一方に差し込み、反対側をグっと押し込んだところ、バチン!! と音を立ててパーツが手から飛び、「やばい壊れた!?」と思ったところ、割れたのは私の親指の爪だったという事案も発生。
さすが、ジブリ製…
これは、ネイルとかをしている女性にプレゼントしたらブチ切れ案件ですし、確かに15歳以下の指の細い子どもにやらせるわけにはいかない一品。
私は興味と関心、そして意地で、どうにかこうにか、指を冷やしつつパーツを14個組み立てていきました(TT)
これが出来上がってもまだまだ先は長いんですよ。
再びよくわからないパーツを何個も作っていきます。
先が見えてくると急に楽しくなるのがプラモ作り
ひたすら指の痛みに耐えて、小さないくつものパーツを作っていった私。
模型作りって大変だなぁ……なんてボンヤリ思ってきた頃、先ほどのパーツに外側のパーツをくっつけられるように。
すると、突然「あ、ロボット兵だ」と判るパーツになって、急にモチベアップ!!
これは、あそこじゃないですか!!
腕だか羽だかの、あの部分じゃないですか!!
二本目の手も出来上がって、形が見えてきたことでテンションが上がり、指の痛みも忘れてしまうのが人のサガ。
ですが、一筋縄ではいかないのが、プラモデル作り。
再び、指の痛くなる、内部パーツの作成。
ジブリのこだわりが感じられるプラモデル その理由は……
痛い……痛い……とメソメソしながら同じようなパーツを何個も作り、今度は足が完成。
そう、足を作っていて気がついたのですが、このプラモデル。
足単体でもしっかり立つことが出来て、すごくバランスが良くて丈夫なんですよ!!
それ故にすごく硬くてはめ込みが大変だったのですが、さすがジブリ製。
ちょっと感動を覚えつつ、今度は頭など大きなパーツの作成に入ります。
ゴーグル(?)の様部分も、ちゃんと赤いところを再現しているじゃないですか!!
しかも、これは元々赤い色が塗られているので、自分で塗装を用意する必要もなし。
途中、胴体のパーツの入れ込みが悪く、一度外してもう一度ペンチで入れ込むという力技が発揮されたりもしたので、初心者でも『ペンチ』だけは絶対に必要。
あと、できればニッパーもあると便利
こうして見ると、完全にバラバラ死体……。
ですが、もうここまできたらあとは完成へ向けて一直線!!
最後の力を振り絞り、すべてのパーツを接続させていきます
しかも、ちゃんと直立できてる!
パズーも入っているジブリのプラモデル
勢いに乗って今度はパズーを作ります。
因みに、このプラモデル。
ロボット兵のパーツを紛失した際には有料でパーツを送ってくれるらしいのですが、パズーはおまけなのでパーツを無くしても知らないよという、パズーに厳しい設定がされているので、作る際にはご注意ください(笑)
そしてさらに、パズーは色が塗られてません!!!!!
がぶ飲みミルクコーヒーにでも3年漬かってたのかと思うような色合いで、そのまま作っても良いのですが、あまりにも味気ないので、色を塗ることに。
ですが、プラモなんか普段作らない一般家庭に、プラモ用のマーカーなんかあるわけもなく、ましてや、大した値段ではないにしろこの先貰わない限りは作らないであろうプラモのためにガンダムマーカーを買うのはいささか気が引けます。
というわけで、痛タイツを作った際に活躍した、マッキー12色セットがここで活躍。
タトゥーストッキング作りは人気記事です
白色は仕方がないので、白のポスカで代用。
とりあえず、ぬりぬり……。
もっときれいに塗りたかったのですが、油性ペンと白いポスカではこれが限界。
これにて正真正銘、完全に完成しました!!
こうして並べば、ロボット兵との大きさ対比も正確なことがわかり、さすがジブリと言いたくなりますね。
できあがった彼らは、私の仕事部屋にて、ダンボーとドロッセルお嬢様という新たな友人を得て非常に楽しげ。
というわけで、どうにかロボット兵のプラモデルを作り上げることはできましたが、プラモデル作りは本当に大変!!
爪は割れるわ、色をつけるのに悪戦苦闘するわ……。
プラモデル作り自体はすごく楽しいのですが、女性や子どもにプレゼントする際は「指が痛くなる」「爪が割れるかもしれない」といったことも配慮しましょう。
そして、初心者の家には「道具」が揃っていないこともあるので、このロボット兵のように、ニッパーとペンチがあればどうにかなるかな……というレベルのプラモデルから始めるのも吉。
今回は本当にギリギリな作成状況でした(笑)
初心者が初めてプラモデルを作るときに用意したい物(ロボット兵向け)
- ニッパー
- ペンチ
- ヤスリ
- 油性ペン(複数色)
ロボット兵はこの記事の戦闘verの他に、園丁verもあります
いずれもパーツは硬いので作るのは大変ですが、すごくしっかりとした作でオススメです。
ただし、パズーはいまいちなのでご注意ください(苦笑)
色々作ってきたけど、結構難易度的に上位に位置するハンドメイド仕事でした!!
「もっと簡単な物が作りたいよ」という方は、その他インドア趣味な記事をご覧ください。
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