以前、「スクラッチアートに挑戦」ということで、既に下絵が描かれたスクラッチアートのセットを購入し、削るお絵かきを楽しんだ……という記事を書いたかと思います。
今回はそのスクラッチアートを応用して、「オリジナル」のスクラッチアートを作るやり方を紹介します。
オリジナルスクラッチアートの作り方
用意するもの
- スクラッチペーパー(100円でも売ってるよ)
- スクラッチペン
- 描きたい絵や写真
- プリンター(なければ薄手のコピー用紙)
今回は、以前買ったFairy Taleのスクラッチ本に無地の物が4枚ほどオマケでついていたので、それを使用しました。
やり方
やり方もなにも、好きなようにスクラッチペーパーを削っていけば絵が描けるものですが、今回は、自分の家のワンさんの絵を描いていきたいと思いますので、その写真を用意します。
その写真を元に、線画を描いていきます。
写真の濃度を薄くして、大まかな線をなぞっていきます。
削り取る部分を塗ります。
今回、私はSAIを使って線を描いていきましたが、photshopでも、ペインターでも、お好きな物を使って線画を描いてください。
もし、「手書きで一発でいける!!」と自信がある方は、そのままスクラッチアートに描いちゃってもいいかと思います。
そして、飾りの文字やイラストを描き足し、地を黒にしたイメージにして、チェック。
OK!! となったら、「線を薄い灰色」「背景を透明」の状態にしましょう。
私はphotoshopで仕上げたのですが、普通に「png」で出せば、背景は透明になります。
黒にしなかったのは、「黒字に黒を印刷しても、見づらいから」と「白で印刷したら削りそこねた場合に目立つから」という2つの理由から。
下書きのあるスクラッチアートも灰色だったので、このあたりの色がやっぱりイイみたいです。
さて、ここまで来たらあとは印刷して削るのみ。
プリンターを使う場合と、プリンターがない場合(プリンターがスクラッチ用紙を認識しない場合)の2パターンを用意しました。
プリンターで直接印刷する場合
なんの問題もありません。
そのまま印刷して、あとは目をこらして削っていってください。
なお、スクラッチ用紙をプリンターに入れて故障した場合は、私の責任ではありません。
プリンターがない場合<コピー用紙と鉛筆を駆使します>
コピー用紙に先ほどの絵を印刷。
この紙の「裏側」に「濃い濃度の鉛筆」で線を覆うようにバーと塗っていきます。
ようは、このコピー用紙を「トレーシングペーパー」のようにして使うということです。
その紙を、スクラッチ用紙の上に乗せて、今度は、線をなぞっていき、裏の鉛筆の黒をスクラッチ用紙に写していきます。
余すことなくなぞったら、完成。
ちょっと見え難いですが、どうにか犬の絵が浮かんで見えるようになりました。
あとは、ひたすらこの線をなぞって、削っていくだけ。
なんとなく、可愛らしくできました。
やり方色々、描くもの色々
今回は自分の犬猫の写真からイラストを描いてスクラッチアートとして描きましたが、他にも、名画の線画を抽出してスクラッチアートとして楽しむのもあり。
もちろん、自分の楽しむ範囲で。
楽しみ方色々のスクラッチアート。
なぞるのに飽きたら、オリジナルのイラストで挑戦するのも楽しいです!!
ちなみに、もしキレイに気に入った作品ができたなら飾りたい……ですよね?
そんな場合は、100均の材料でパネルを作ってみませんか?
作り方についてはこちらで記載しています!!
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