コロナ渦で外食、飲み会控えまくりの日々ですが、あまりに控えすぎてもお店が潰れてしまう……。
そんな葛藤もあり、自粛も緩くなったある日のこと、仕事・家事・犬と猫と旦那の世話の日々で我慢できなくなった私は、ジビエ料理チェーン店の『焼ジビエ 罠』へ『鹿・猪・雉』という、ちょっとだけ珍しいお肉を食べに行ってきたので、レポします!!
焼ジビエ 罠 一目 船橋店
今回向かったお店は千葉県の船橋にある『焼ジビエ 罠 一目 船橋店』。

超絶おしゃれな外見で、一瞬入るのを躊躇いますが、時間帯的にもスッカスカだったので「今いいですか~?」と入店。

※写真は罠サイトより流用※
軽くクマチックな店員さんに迎えられ(笑)
「初めてなんですけど、なに頼めばいいですか?」と質問。

初めてのお店の時は、おすすめを聞くのがベスト!!
罠セットか肉罠セットがオススメとのことで、営業時間を間違えた旦那のしでかしにより、直前にパスタを食べてしまった腹具合から、ちょっと量の少なそうな罠セット『ジビエ肉3種・ジビエおつまみ3種 全6品 1980円』を注文。
時間帯も通常とはズレているので、人は全くおらず、気軽に乾杯。

やっぱりコロナ渦でお客さん激減で、お持ち帰りなどもはじめたけど大変……という話を聞いて、「よかった~今日来ておいてよかった~お金落とすから、もう少し頑張って~」という気分に。
微々たるものですが、美味しいものを提供してくれるお店が、コロナ明けに軒並み潰れていたなんてことにならないよう、隙間をぬって美味しいものを食べましょう……。
うそ!? 私でも食べられる……っ!? 『パクチーサラダ』
ちょっとしんみりしながら待っていると、出てきたのは『罠サラダ』。

パクチーとワケギ(?)がメインで、あらかじめ「パクチー大丈夫ですか?」と聞かれるのですが、ここまでパクチーだと思わず驚き。
実は私……そこまでパクチー得意じゃないです。
というか、できたらパクチーを避けて通りたいタイプだったのですが……。
これを食べてびっくり!!!!
なんのドレッシングがかかっているのかわからないけど、ごま油のような、醤油っぽいベースのドレッシングがパクチーと調和して、ネギがススムススム。
パクチーもそこら辺にある「香り付けにどうぞ」というものとは異なり、香りは控えめでいてアクセントは十分。
「あれ? 私パクチー好きだったかも」
と錯覚するほど後引く美味しさ。
書いてる今も、食べに行きたくなってきます……。
鹿と猪の煮込みは何が何だかわからない美味しさ
うめぇうめぇとパクチーを食べていたら、次に出されたのが『罠煮込み』。

(おそらく)塩ベースのスープでしっかりと煮込まれた鹿肉と猪肉が、とろっとろで最高!
この時点で獣臭はゼロ!!
普通に美味しい牛肉と美味しい豚肉煮込み料理を食べていると言っても、騙されるかもしれません。
鹿の方が少しだけ繊維質で、猪の方が少しだけ油っぽさがあり、私の好みは猪、旦那の好みは鹿……と分かれますが、この二つが調和していて本当に美味しい。
柚子胡椒をつけて食べても美味しく、この時点で「ジビエ料理=臭い」という概念が吹き飛びました。
猪のシュウマイは豚のシュウマイ以上の美味しさ
ビールが進んでやばそうなレパートリーですが、さらに加速を上げるもう一品。

猪肉100%のシュウマイ!!
一瞬「なんだよ、2個だけかよ」って思われそうですが、1個が結構大きめ。
さらに肉質がジューシーで、かつ「肉です!!」という感触がたまらないっ。
粗挽き肉で、肉感も100%
これも獣臭は感じられず、「美味い、美味い」と食べていたら店員さんが「うちは、罠で仕掛けた猪や鹿で、すぐに下処理もするから臭みが無いんですよ~」と教えてくれて、さらに感動。

店員が誇れる料理を出してくれるってのがいいね!!
隙間をぬって出された鹿ユッケが気絶する美味しさ
そして、ここでも欲が出た私。
店員さんに、さらに「罠に来たならこれ食べておけってものある?」と聞いてみると、鹿ユッケなるものがおすすめとのこと。
勧められたら当然食べなきゃ!

銀の皿に美味しそうに盛られた鹿……。
こちら、生ではなく低温調理済みで安心して食べられるとのこと。
卵を混ぜる前に食べてみると……!!
美味しいっっ!!
普通のユッケとは異なり、柔らかくて、味付けはやや濃いめながら甘みを感じる、バチバチな美味しさ。
卵を混ぜてしまうと、この濃いめの味付けがマロっとしてしまうので、私としてはそのままキュウリと一緒に食べるのが好き。
仮に焼き肉セットを頼んだとしても、単品鹿ユッケを注文する価値ありまくり!!
鹿の焼き肉最高!
そして再びコースに戻り焼き肉へ。
味噌味と塩味、赤身と油があるロースやモモの部分などその時々で異なるらしいのですが、2種類ほど出してもらえます。
「これぞジビエ……っ」
と、感動しつつ、店員さんが焼き方を教えてくれるのでその通りに焼いて、お口にパクリ。

口の中で美味が暴れている
いやもうビックリ!!
塩っ気しかないはずなのに、鹿の赤身が「あ、自分肉なんで」とさらりと主張。
柔らかくて、一言でいうと「気絶しそうな程美味しい」。
もう一つの味噌で味付けした部位は、さらに美味しく旦那も「これが今日イチ」と、時間を間違え、お金も払わない割にドヤ顔。
それほど、美味しい……。
猪の焼き肉もオツ
お次に出たのは猪肉。

こちらも2種類の部位、2種類の味付けなのですが、同じタンパク質でも鹿とは全然違う食感、風味。
猪肉の方がどちらかというと油感があり、さらに「あ、肉ですね」とわかる主張。
肉が濃厚
そう、まさに濃厚な肉。
ですが獣臭さはないので、美味しい信州味噌の風味が楽しめます。
意外とあっさり雉の焼き肉
最後に出してもらったのが雉の焼き肉。

こちらはネックの部分とササミ。
普通ニワトリのネックの部分だと結構な油っぽさを感じるのですが、雉はそんなこともなく、あっさりとした味。
ササミも下味のお味が美味しくて、さくっと食べられる、まさに締めにオススメの味。
そういえば、こちらでは鶉(うずら)の丸焼きも扱っているだよな……と食べて見たくなるものの、結構お腹いっぱい。
お肉も多いのですが、付け合わせの野菜もたっぷりでメチャクチャヘルシーな飲みを堪能させていただきました。
いつかは食べたい熊の肉を目指してリピート必須なお店
ちなみにコチラのお店は熊の肉も入荷した際には食べられるそうなのですが、残念ながら今回はナシ。
さすがに下処理をしっかりするお店でも「熊の肉は臭いっすよ~」と言わしめるジビエ肉……食べてみたい……。
このほか、スズメバチが丸ごと漬かったスズメバチ酒などもあり、まだまだ食べたい物もありますので、いつか先輩にねだって(笑)おごりでまた肉を食べに行けたらなと。
ジビエ料理……月に一度は食べたくなる、リピート必須のお店でした!!

罠はチェーン店なので、他にもありますが、もし近くで食べられるお店がない……と言うときは、Amazonでも鹿肉猪肉は注文できます!!
ジビエ料理チェーン店 罠 詳細情報
店名 | 焼ジビエ 罠 一目 |
住所 | 千葉県船橋市本町2-26-28 中田ビル1F |
電話番号 | 050-5597-3535 |
営業時間 | 13:00〜20:00(ラストオーダー18:45) |
ランチ | なし |
定休日 | 不定期 |
最寄り駅 | 船橋駅/京成船橋駅 |
駐車場 | なし |
店舗URL | 焼ジビエ 罠 一目 船橋店 |
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