30過ぎてから白髪が出るようになった私。
たぶんこの年代アルアルだと思いますが、まばらに白髪が出ているので、すごく気になるけどどうしようもない状態。
茶髪にでもしていれば、色も紛れて気にならないのでしょうが、実は私、一度ミルクティー色に染めた際に全身に蕁麻疹が出るほどのアレルギー症状が出てしまったため、それ以来カラー用の染料を使うことができません……。
ですが、私がアレルギー反応を起こすのはカラー剤に含まれているジアミンという染料なため、ジアミンの入っていないブリーチだけなら使える!!
こうなったら、もうやってしまえ!!
……と、真っ金髪に脱色してみることにしました。
そんな私の、金髪歴10年以上の生活から得た、メリットデメリットやケア方法をお伝えします!!
アレルギー体質には金髪がおすすめ?
白髪染めが使えないアレルギー持ちの最後の手段「ブリーチ」
白髪染めでも、ヘナなどはジアミンが入っていないためアレルギーは出ません。
ですが、天然成分なので色の入りが悪くて、時間がかかる上に、色味は赤っぽいオレンジ色……。
そうなると白髪を諦める他ないのか……と思っていたら、ブリーチ剤にはジアミンが入っていなことに気がつきました。
ならば、いっそのこと全部金髪にしてしまえば白髪が目立たないはず!!
とオールブリーチ、金髪にしてみました。
その結果がこちら。
手前の猫が黒猫なので対比がわかりやすいと思いますが、いい具合に金髪。
俗に言う「ハイトーン」とか「ブロンド」と言われる色ですね。
ですが、ここまで金色に脱色すると、色々とケアもしていかないと髪の毛が保たないので、美容師からも教えてもらったオススメのケア方法をお伝えします。
脱色(ブリーチ)をする場合の注意点
お金の問題
日本人は基本的に黒髪で髪も太いため、色が抜けにくい!!
その人の保っている色素によって、ブリーチした後に、黄色になるパターンと赤(オレンジ)になるパターンがあるらしく、私は幸いにも黄色パターンだっため、この色になりました。
ですが、赤色色素が強いタイプは半端に脱色すると、オレンジ系の赤毛になるので注意が必要です。
例えて言うと、ハリーポッターの『ロン』のような赤毛
これはこれで、すごい綺麗な色なんですけれどもね!!
そして、日本人の色素の強い髪は、1度脱色したくらいでは「明るめの茶髪」で終わるため、最低2回以上の脱色が必要になります。
私の場合1度目は明るい茶髪にとどめておき、次に美容院に行った際に2度のブリーチをかけて、ここまでの金髪にしました。
ここまでの金髪に脱色する場合相当頭皮に負担がかかるため、自分ではなくサロンなどでやることをおすすめします。
因みに、霧吹きのようなもので油をかけてからブリーチするとはいえ、頭皮には相当ダメージがあるため、頭皮より5ミリ以上離して塗ってもらっています。
ですので、結構すぐにプリン頭になります……。
そしてここまで金髪にすると、今度は黒く生えてきたプリンが気になって気になって仕方がなくなり……大体3か月毎にブリーチをするハメになります。
なので金髪をキープする場合、1年間の美容院代が相当かかることは覚悟しておいた方がいいでしょう。
大体3ヶ月×1万円で年間4万円くらい美容代をかけてます
髪型の制限も
あと、髪も相当痛みます。
たぶん、金髪の日本人って、ショートカットが多いと思うのですが、それは『痛みに毛先が耐えられなくなるから』。
枝毛くらいならよいのですが、酷いと髪が溶けてブチブチ切れます。
ブリーチはやればやるほど、ベリーショートになると思っていた方がいいです
私は幸いブリーチ剤に強い髪質らしく、2~3回ブリーチしても全然髪は傷まない方なのですが、それでも伸ばしていくと毛先がバサバサになっていくので、肩より長くするのは至難の業です。
金髪にすると眉毛も色が浮くので注意
あと、どうでもよいことかもしれませんが、金髪にすると眉毛がやたら黒く浮くため、眉毛用のマスカラもあったほうがいいかもしれません。
私の場合は、コスプレイヤーが使うと評判のマユカラ アイブロウコンシーラーで色を抑え、そこに薄い色のアイブローを乗せていました。
↑でいう、一番下の色と、真ん中の色を合わせたくらいのでちょうどよいかと。
ただ、毎回眉消しをするのも面倒なので、ギリギリまで眉毛を切って、ケイトのアイブロウの一番薄い色で眉をふんわり描くのも楽でオススメです。
因みにKATEのデザイニングアイブロウは、色味を調節できるので、伸びてきた黒髪に合わせて色味を変えられるのが便利で、何度もリピートしてる優れものです。
ガチメイクでいくなら、いっそ眉毛なくしちゃって、黒でガッツリ目元をメイクしても金髪なら似合うのですが、普段からそういうメイクをしない人にはちょっと大変です(汗
いっそのこと、『あえて』金髪でも黒眉で「キリっ」と見せるというのも手ですが、その場合もしっかりと眉を整えておかないと、ダサいイメージになるのでご注意を!!
金髪にする場合の美容師おすすめケア
私が美容師さんから聞いたオススメケア方法はこちら
これらは、金髪にしたときの鉄則のケア方法
これはもう最低限のケアなんですが、こうしたケアを怠ると、ドンキに売ってるカツラみたいな毛質になってしまうので本気で注意すべし。
因みに、美容師にお勧めされたヘアーオイルは「モイスト・ダイアン ヘアトリートメントオイル リッチ」
ステマ臭くなってしまいますが、本気で愛用しています。
オイルなので馴染みが良く、べたべたしなくて、トリートメントやスプレーで肌が荒れる私でも、さっと髪に浸透して、肌にもつかないので問題なく使える一品。
しかも、つけてドライヤーした時と、つけないでドライヤーした時では、歴然の差がわかるくらいツヤサラ度が違うので、オイルに迷ったらこれをオススメします。
もちろん、現在も使用してます。
本当はもっと高いヘアケアのほうが良いのかもしれませんが、気軽に使うならダイアンがおすすめです。
大変そうな金髪生活でもメリット多数
というわけで、「金がかかる」「ケアが大変」「すっぴんで外に出られない」「必然的にショートカットになっていく」という大変に手間のかかる金髪ですが、会社で決まりがあるわけでもなく、学生でもない場合は、私はオススメ。
まず『おっさんに喧嘩売られない』
これ結構大きいのですが、女の人にぶつかってきたり、必要以上に近づいてくるする男性って、自分より相手が弱そうに見えるからやってくるのであって、金髪=ヤンキーというイメージがあるのか、金髪にして以来そういう輩が一切来なくなりました。
そして、おしゃれの幅が広がります。
また、文句言いそうなオバサン達からも避けられるので、かなり快適に過ごせます(笑)
もちろん、気分も明るくなるし、なによりジアミンアレルギーでも白髪が誤魔化せるのが良い感じ(笑)
ただし、ここまで金色にすると、黒く戻すには黒染めを使わない限り、2年はプリンに耐える必要になるので、ジアミンアレルギーで金髪にしたい場合はこの点を注意しましょう。
金髪の伸ばしかけには○○という方法もあり
とはいえ、一生金髪にできるわけでもありませんし、飽きることだってあるでしょう。
それに、伸ばしかけのプリンはなかなか気になるので、そういう場合は
- バレイヤージュ
- オンブレ
- グラデーション
とう方法でぼかしていく方法もあります。
バレイヤージュ
ハイライトを筋状に取って、毛先の方は明るくし、中間色をぼかしていく方法。
白髪をぼかす方法として今結構注目の髪色で、金髪からぼかす際にもオシャレでおすすめ。
因みに美容師さん曰く、バレイヤージュだと4ヶ月経ってもプリンが気にならないのでオススメ。
とのこと。
オンブレ
オンブレとはフランス語で”陰影をつける”という意味。
ハリウッドスターの中でも「敢えて染めない」ということで、結構流行りました。
あえてのプリンヘアーなので、ある程度の長さになるまで気になったりするかと思いますが、放置すればOKなので、楽なヘアスタイルです。
私の様に白髪が気になる場合はちょっと向いてないかもですが……
グラデーション
読んで字の如く、髪色を段々と毛先に向かって明るくなるように、中間色にブラウンなどを入れてグラデーションを作ってもらうヘアカラー。
こちらも金髪をぼかすのには良いのですが、私の様にジアミンアレルギーだと、ヘアカラー剤が使えないので、難しい事も。
あと、美容師さんの腕にかなり左右されるので、下手な美容師さんだとグラデーションが横線みたいになって悲しいことになるので気をつけましょう(苦笑)
一度はやってみたい金髪! ケアに気をつけてやるのもあり!!
というわけで、私は「白髪を誤魔化す」という、悲しい理由からのブリーチですが、ぼかしつつ伸ばす方法もあるので、やってみる価値はあり!!
私はそろそろバレイヤージュに移行するかもしれませんが…
私は、金髪にしたお陰で色々な髪色を試してみたり、アレルギー持ちなので、ヘナを使ってみたりと色々と髪について体験することができました。
そうそう、金髪にしたことによる利点だけを集めた記事も人気です。
それを全て記事にしていますので、ヘアケアで困っている方などいましたら、他の記事もご覧になってみてください!!
コメント