先日、友人と日本橋のアクアリウム展に行ってきたんですよ。
ここ最近、夏になると話題になる近代的金魚展みたいなアレです。
2023年では銀座に場所が変わっています。
以前からどのようなものか興味はあったんですが、満を持して真夏猛暑の中、行ってきましたのでレポしてみたいと思います!!
アートアクアリウム2018
アートアクアリウム展はアクアリウムアーティストの木村さんという方がメインとなって、金魚や鯉をプロジェクションマッピングとか、ガラスの入れ物とかを工夫して美しく展示したもの。
ええ、語嚢がアレで申し訳ないです。
2010年頃から東京や京都、札幌など色々なところで開催しているようです。
今回私が行ったのは、観測史上最悪の猛暑を記念した2018年のもの。
日本橋、コレド室町でやっている時に行きました。
2023年では銀座三越に場所を変えていますが、大体夏の間どこかしらでやるイベントですので、一度行ってみるのもありでしょう。
入場料や並ぶ時間など
アートアクアリウム展なんて行ったことのなかった私。
前売りチケットがどうのと書いてあるものの、どうしてよいかわからずいたら、友人がセブンでチケット買ってきてくれました。
ちなみに、「○月○日のみの券」というわけでもなく、ある程度チケットがつかえる期間に余裕があるので、当日予定が狂ってしまったとしても大丈夫です。
あと、前売りの方が安い場合もあり。
私の場合は1000円でした。
そんでもって、日本橋コレド室町に到着した時間は大体11時半頃。
以前も行ったことのある友人に「すごい混んでて、階下まで並んで、30~90分待ちだった」と聞いていたので、コミケに向かうとき並の覚悟で行ったものの、ありがたいことに並ばずに入れました。
会場内で気になったこと
というわけで、私と友人はルンルンで会場に凸。
入ってすぐに怪しいナイトクラブの様な金魚が泳ぐ天井に出迎えられ、ビビる私。
花魁というよりか、ミニスカの片言のお姉さんが出迎えてくれそうな雰囲気。
この天井、どのように作られているのかわからないのですが、金魚のウンチもフワフワ浮いており、ごはんもちゃんともらっているようで、仕組みにひたすら首をひねるばかり……。
こんな金魚の天井ゾーンを過ぎると、大きな会場へ。
混んでる。
ともかく混んでいる。
並ばすには入れたのだから大丈夫だろうと思っていたのですが、恐らく、朝7時台の山手線位には混雑しているはずです(8時台ではない)。
そんな混雑の中、点在しているアートアクアリウムの元へ行き、写真を撮り、見る……を繰り返す人々。
混んでいるため、大体写真も撮れて1~2枚が限界。
中には子どもを水槽(?)の前に立たせて、記念写真を撮ろうとしているプロママがいたりしますが、大抵後ろから人の波が押し寄せて、眉間にしわを寄せられて&睨まれて流されていきます。
一眼レフを持っていこうか悩んだんですが、でかいカメラを構える余裕はなく、スマホに全てをかけることにしてよかった……と思いました。
そもそも、暗い会場内で変わる照明、ガラスと水越しに泳ぐ金魚を撮るなんて、人が一人もいない状態でも設定難しすぎて、にわかカメラマン(笑)の私には無理です。
因みに写真はフラッシュを焚かなければOKとのこと。
混雑した場内の中でも、係の人はしっかりと見張っており、ガラケーでフラッシュ焚きながら写真を撮っていた老婆にすぐに注意しに行ってました。
なおも素知らぬふりしてフラッシュを焚いた老婆の元に、スタッフ駆けつけ、「フラッシュの消し方がわからないのぅ」と老害的言い訳をする老婆に、フラッシュの消し方を指導していた。
ちょっと心配になったのは、水の巡回する桶のようなところにそのまま入れられている鯉やら、金魚が、先ほどの老婆のようにマナー知らずのお客や、親に放置された子どもに触られたりしないのかな……というところ。
一応、私がぐるりと回っている間にはそんなことはなかったのですが、手をのばせば触れる位置に金魚が展示されているので、無駄に心配してしまいます。
でも……けっこう本当にエグイサイズの鯉とかばかりなので、子どもだったら逆に引いてしまうかもしれない……。
美しきアートアクアリウム
そんなこんなで人に流されつつ、上野にパンダが始めて展示されたときのような状態でアートアクアリウムを見ていくと、屏風のような水槽の前に到着。
こちらも今回のメインであろうアートアクアリウム。
手前の方にも水槽があり、流れる水の中金魚が泳ぎまくっています。
因みに、こんなに金魚がいる中、私が唯一見た「ああ、たぶん死にかけだなぁ」という金魚はたった一匹だけでした。
すげえ管理テクニックだ。
ペットショップの水槽の方が余程ぐったりとした魚がいるし、幼少期に親が管理していた金魚の水槽なんか、緑色に濁ってて、鑑賞のために改良されてきた金魚のアイデンティティーを真っ向から逆らう、地獄絵図の様な水槽だったと思うと、すごくちゃんと管理されています。
そうそう、気になる「室温」と「臭い」ですが。
あれだけ人が密集しているにも関わらず暑さを感じず、水槽独特の生臭さも感じることがなかったので、その辺が心配になっている人は安心して良いかと思います。
金魚啓蒙の目的もあり
元々、中国で鑑賞用に改良されていった金魚。
自然界では「目立つ色」「泳ぎが下手」「自力で餌取も難しい」という三重苦で捕食されるしかない、ちょっとかわいそうな生き物が金魚。
ですが、金魚は人間の手によって生きながらえ、かわいがってもらえるようになりました。
そんな金魚さんたちに興味をもってもらいたいという理由もあって開催されていることもあり、展示の後半は珍しい金魚の名前付きの水槽が多数あり、さながら水族館のようです。
夜19時からはバーも出るようで、その時はリア充たちがウェイウェイしつつ金魚たちに眺められているかもしれません。
展示最後のブースには、色々な人とコラボしたアートアクアリウムが。
掛け軸科と思いきや、プロジェクションマッピングかと思うような金魚が泳ぐ水槽。
水槽の中に収まる刀。
どうやら、金魚の図柄が掘られていたらしいのですが、泳ぐ金魚で全く見えませんでした(笑)
外国のアーティストとコラボして作ったらしいオブジェも沢山ありました。
さながら竜宮城だね。
アートアクアリウムのまとめ
さて、これでひとしきり会場を回った私。
大体時間的には1時間くらいだったのですが、これは人が次々に流れてくるので一つ一つをゆっくりみれなかった……ということもありますが、逆に空いていても機動性がよくなるのでやっぱり1時間くらいで回れるものかもしれません。
設備や非現実感なんかを考えると「これで1000円は安い!」と思えるかなと思います。
ただし、
- 猛烈に混む
- 人混みに押される
- ヘタをすると並ぶ
という点があるし、人が多ければそれだけマナーも悪いお客もいるため、ある程度覚悟を持っていかないとだめかなと。
付き合ったばかりの彼氏彼女と行くのは……あまりオススメできないかと思います💧
、人混みが苦手な人と、金魚などが苦手な人、逆に「金魚がかわいそう!!」と思うタイプもやめた方が良いかと思います。
私は仲の良い友達と行けたので楽しめました
友達同士だったとしても、
- 片方が「縁日の金魚すくいより全然マシじゃん」というタイプ
- もう片方が「生きているものをアートだなんて!」というタイプ
これだと確実にその後の友情にヒビが入るので、余程感覚をわかり合っている人同士で行くようにした方がよいかと思います。
最悪、興味があったら一人で行くのもありです。
結構一人で見学している人もいました。
あと、子連れの場合、会場内はそんなに広くないので迷子になることはあまりないかもしれませんが、満員電車状態なので、押しつぶされたり、子どもが他の人を傷つけてしまう可能性もあります。
私自身、私の後ろで暑さと人混みで苛立ち子どもが暴れ出して、その子に手の甲をひっかかれ、流血しました。
怒りませんでしたけどね。ええ、怒りませんでしたけどっ。
今どきの親って、謝らないのねぇ💢
疲れた体にインスタ映えする一品
アートアクアリウム展では、展示場の外で金魚っぽいデザートを注文することができます。
カプチーノと、ゼリーと、ジュースがあったんですが、私はインスタ映えを狙いゼリーを注文。
これは可愛いでしょう。
味や色も何種類かあるので、好きなものを選ぶとよいかと。
友人はサイダーを注文。
こちらもちょっと大人な感じでインスタ映え。
すごい色してますが、疲れた体を癒やしてくれます。
お土産屋さんもあり
今回、アートアクアリウムでのお土産は買わなかったのですが、かなり色々な金魚アイテムが売っていたり、アートアクアリウムの公式のアイテムも売っていたので、お土産の心配も無し。
因みに、日本橋自体が「金魚祭り」的な事をやっていて、あちらこちらで金魚に由来するものを売っていたので、高島屋の下とかでそれっぽいものを買うのもありでしょう。
たぶん、アイシングクッキーとか女喜ぶね。
そんなわけで、アートアクアリウムの人混み具合・休憩場・お土産をレポしてみました。
最近都内への冒険が多い私ですが、目黒寄生虫館とか、紙すき体験とか、まだまだ行ってみたいところがたくさんあるので、月一くらいで冒険に出かけてみたいと思います!
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