今日のお仕事の話シリーズは、ちょっと最近めの「在宅でのお仕事」の話。
作業内容は「間取り図作成」。
一見すると楽しそうなこの仕事。
実際に、楽しいんです。
ただ、ちょっと問題が…………。
間取り図作成の在宅請負の仕事内容
間取り図作成とは、読んで字のごとく「間取り図を作成する仕事」
とはいっても、建築関係の知識は不要。
illustratorが使えればOK。
手書きだったり、CADで起こしただけの間取り図を、チラシやWEB上でよく見かける、見やすいデザインの間取り図に書き起こすだけだ。
馴れてくるとパズルのようにバストイレ・窓・ドア等を当てはめていくだけとなってくるので、楽しくできる。
というか……。
「住宅間取り図を見るとなぜか楽しくなってくる」
「引っ越しのために賃貸情報を見てるとテンション上がる」
「無駄に賃貸情報を見てしまう」
なんてタイプの人にとっては、本当に楽しいお仕事だ。
間取り図作成のクライアントの探し方
不動産系の仕事をしていると、もれなく付いてくるかもしれないが、そうではない場合は求人情報で探そう。
そして、私のように「在宅」でやりたい場合は、在宅ワーカーを募集しているサイトなんかで探すと「たまに」出てくる。
残念ながら間取り図作成の求人はなかなか少ない為、根気よく探していくしかないかなと思われる。
私のオススメは@SOHOという、在宅仕事ばかりを紹介しているサイト。
私はここで募集記事を見つけて「面白そう!!」と飛びついたのきっかけ。
というか、当時通勤で働いていた広告会社を辞めて、在宅で仕事をしていこうと思って最初に手がけた仕事がこれだった。

「面白そう」という本能だけで動いている私にとっては、本当にラッキーな巡り合わせだ
単価
そして気になるお給料形態。
大体の平均値なのだが「非常に低い」。
1件(1図案)150~350円くらい。
部屋数や大きさにもよるだろうが、下手をすると1件100円で……なんて会社もある。
求人のさいに「馴れれば1時間に5~6件。時給換算で1000円はいけます」なんて書かれてることが多いのだが、ムリだから。
- 送られてきた原画と注意事項を確認。
- イラレに原画を配置。
- 窓やドア・キッチンやトイレ・階段線を置いていく。
- 壁を描く。
- 壁に合わせてドアや窓を揃える。
- キッチンやトイレを見栄え良く揃える。
- 部屋に合わせて床の色を変えて置いていく。
- 見落としがないかチェック。
これだけのコトを10分でできるかと。
どれだけ手が馴れてきても、どうしても1件につき2~30分はかかる。
(1LDKならたぶん10分)
というわけで、下手をすると時給400円なんてこともある。
間取り図作成は実は結構儲からないお仕事だ。
だが、それでもやってしまうのは楽しいから。
なんだろうね。
ジグソーパズルを組み立ててるような。
キャラの家を想像して作っているかのような、童心に戻れる仕事なのよ。
一番の問題点はタイトな納期
というわけで、安くてもついついやってしまっているお仕事ですが、一つだけどうしても譲れない問題点がある。
納期だ。
さすがに1件100円でとか言われたら、3秒待たずにお断りするが、ある程度の価格ならお引き受けしたいこの仕事。
ただ、納期がタイトなところがほとんどなのだ。
大抵24~28時間以内の納期。
例えば、午後1時に依頼のメールが来る。
可・不可の返事は3時間以内に。
納期は翌17時。
しかもその依頼のメールが、いつ来るかわからない。
夕方18時を過ぎると夕飯の支度に入るため、主婦へとジョブチェンジするタイプの在宅ワーカーにとって、夜10時くらいに依頼のメールがくるかも……等はきついのだ。

根本的に、もうその時間は返信できないからね。
なので、もし「毎週○曜日の○時に依頼がくるので、○曜日までに納品する」というのがルーチンでできる、間取り図作成会社があったらぜひ教えて欲しい。
というか、そんなルールでできる間取り図作成のお仕事ください。

……さすがに100円じゃお断りしちゃいますが……。
一応、ココナラでも間取り図作成のお仕事の受注はやっておりますが、定期案件のご依頼なら、直接やりとりOKです。
お気軽にご相談ください。


と、個人ブログでお仕事募集の宣伝。
……いやだって、本当に面白いんですよ。
この仕事。
間取り図作成のお仕事のまとめ
というわけで、感想は散々書いてきたとおり。

稼げない。
けど面白い。
の二言に尽きます。
もし、迷っている人がいたら、(そのクライアントがちゃんとしたところか見極めた上で)やってみる価値はあるかと思います。
時間がタイト過ぎることさえなければ……ね。
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