毎年夏と冬に謎の自由研究をする私。
今回は、「大人が本気で泥団子を作るとピッカピカになる」という話を聞き、それを試してみることにしました。
……が。
子供の頃はあんなに平気だったダンゴムシが触れなくなってしまったのと同じように、今、砂場の砂を触ることに抵抗を覚える私がいるんです。
「ばい菌」「のら猫のうんこ」「汚い」「暑い」
こうした知識と言う名の思考が私の手を止めてしまいます……。
これが大人になるということ……。
なので、今回は『泥団子キット』を購入し、それでピカピカに光る泥団子を作ってみたいと思いました!!
衛生的な砂で作る『光る泥団子キット』の購入は……
購入したのは、シャチハタから出している「ピカピカ泥団子セット」。
800円。
これなら衛生的で、どろどろになるまで泥団子を作ったとしてもすご~く安心(笑)
因みに光る泥団子キット。
実はダイソーなど、100均でも売られている時があるそうなので、安心の日本産の土を使っているシャチハタさんのカラフルコロピカどろだんご制作キットのほうが良いかな……と思いますが、安く済ませたい場合や、たまたま打っていたのを見つけられた場合は100均もで買うのもおすすめです。
泥団子制作キットの中身
中身は芯用の土と磨き用の砂が小袋に入っていました。
それと、顔料入りの砂が入っていました。
シャチハタといえば印鑑ですが、そのイメージが強いからかカラフルな顔料がすごくきれい!!
さすが、シャチハタ、色に抜かりがな
それ以外に必要な物は水と、サランラップ。
汚れても良いように白いチラシ等があると安心でしょう。
我が家は工作用のアクリル板を下に敷きました。
ピカピカ光る泥団子の作り方
それでは早速光る泥団子を作っていきましょう。
初めに芯用の土に水を入れ、こねこね。
因みにこの土、「きれいな土」といううたい文句で、安全に(安心に)泥団子作りができるという代物。
電車のつり革も触れないタイプの私には、本当にありがたい限り。
規定通りに水を入れても、クーラーをかけていると乾燥してまとまり側類ので、手に少量の水をつけ、水分を補足しつつコネコネ。
とりあえずまとまったところで、三等分にし、いよいよ団子状にしていきます。
手のひらで丸めていくと、だんだんと土がすべすべになっていきます。
ですが、形がいびつだと光り方がイマイチになるらしく、ここは徹底的にきれいな丸を作っていかなくてはいけません。
ああ、子供の頃ってこんな「土を丸くしていく作業」ですら楽しかったんだな~なんて思うが、もう私はあのころには戻れないんですよね…
さて、いい感じに丸くなった団子。
今度はさらこなと書かれた、磨き用の粉をかけていく作業になります。
磨くといっても、今すぐに磨いてしまうと水分が抜けきっておらず、割れる危険性が高いので、少量の粉をかけて払う……その作業を4~5回繰り返すだけ……という簡単なお仕事から始めます。
下手に力は入れられないし、なによりかけたさらこなから水が抜けていくのを気長に待たなければいけないため、夏休みの自由研究にオススメしたい気もしますが、気の短い子どもには不向きかもしれません……。
30分以上かけて、ようやく全体的に乾いたところで、色付けに入ります。
染料を混ぜた土を、さらこなの時と同じようにふりかけ、まんべんなくくっつけていくだけ。
非常に簡単ですが、色にムラがでたりと、ちょっと苦戦……ですが、丁寧に丁寧に、色の付いた粉を撫でていくと、球がきれいに染まっていっていくんです!!
ここまでできたら、心を鎮めるのと、余分な水分を抜くためとで、30分のお休みタイム。
犬の散歩に行って帰って、再び作業再開。
ここからが「ピカピカ」の泥団子真骨頂。
ひたすら、ころがし、泥団子をピカピカにしていく作業の始まりです。
ひたすら転がす『ピカピカ』作業
人によってはストッキングなどで磨いていくらしいのですが、シャチハタさんの光る泥団子キットは、下敷きなどのツルツルなところで転がせばいいとのこと。
ひたすら、ひたすら、ひたすら、転がしていく。
テンション上げ過ぎて、力を入れて割れてしまっては元も子もないので、慎重に慎重に。
というか、やっぱりこれは小学生にやらせるには、結構大変かもしれません……。
そうこうするうちに光る泥団子の完成!!
そうしてできた泥団子。
あんこ玉・地(球)玉・ターメリック玉の名を授け、ピカピカになりました!!
コツはともかく綺麗な丸を作るコトと、力を抜いて丁寧に転がしていくこと!!
ともあれ、割れることなくできたのでヨシとする
作製時間は3時間(乾かさないといけない時間があるため)。
手の力の入れ具合に調節が必要なので、小学校低学年には向いていないかと思うのですが、これに、「なぜ泥団子は磨くと光るのか」なんてレポートも添付したら、花丸100点満点の自由研究になるのではないでしょうか?
なんで光るのかは自分で調べてね
大人も楽しめる光る泥団子作りは子どもと一緒に遊べてオススメ
意外と手のかかった光る泥団子作でしたが、大人でも夢中になるほど楽しくて、おうち時間とかに作るにも最適だと思います!!
因みにこの光る泥団子は、作成後は観葉植物の鉢の端に乗せて、しばらく楽しんでました(笑)
大人も楽しめる自由研究シリーズ。沢山あります。
是非他のインドアな趣味も読んでみてください!!
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