ソムタム (タイ語 ส้มตำ) はラオスやタイで食べられる青いパパイヤを使ったサラダ。
中略)
タイ料理の基本の4大要素である、パパイヤの甘い、ライムの酸っぱい、唐辛子の辛い、塩のしょっぱいが調和している。
以前、辺見庸先生著の「もの食う人びと」という本で、ベトナム女性が生のカニを入れたソムタムを食べているシーンが書かれており、食べるの大好き人間の私はソムタムというものに非常に心惹かれていました。
ただ、生のカニ入りは寄生虫が怖すぎるし(一度食べてみたいという気持ちもあるが)、日本で青パパイヤを手に入れるのは、Amazonに頼るしかないため何となく食べることなく過ごしていたのですが……。
最近市場にも出るようになった、生で食べられるカボチャ「コリンキー」を手に入れた時に気が付いたのです!!
コリンキーの歯ごたえって、青パパイヤに似てるんじゃね?
青パパイヤよりも簡単に手に入る『コリンキー』で作る「ソムタム」のレシピ
材料
- コリンキー
- ピーマン
- トマト
- ピーナッツ
- サクラエビ
- カニカマ
- ナンプラー
- 砂糖
- レモン汁
より本格的にするならここにニンニクすりおろしや、青唐辛子のみじん切りを入れると良いのだが、胃腸が弱い私は、刺激物は本番のその時まで控えめにしたかったので、マイルド仕様に。
作り方
①コリンキーは皮をむいて、ワタも種も取って、千切りに。ピーマンも千切りに。
かぼちゃとは言え、生で食べられるだけあって、かなり楽に切れるので安心して千切りに。
②トマトをくし切りにして投入。今回はミニトマトを使用。
③生のカニを引きずっているわけではないが、カニカマを裂いて投入。
④ピーナッツは軽く砕いて投入。細かければ歯ごたえや風味がよくなるし、時間がない時は、憎いアノ人を思って、麺棒やスリコギで2、3回ぶん殴ればOK。
⑤サクラエビを入れたら調味開始。
レモンと砂糖を少量入れて南国の風味っぽくしたら……。
⑥絶対必需品のナンプラーを投入。
結構しょっぱいし、魚臭くなるので、少量ずつ加えて味を確認しながら作っていこう。
⑦味が決まったらよく混ぜて……完成!!
本場は石の臼のようなものに入れて、潰すようにして作るらしいのだが、これはこれでOK。
では、食べてみましょう。
感想
正直言って、メチャクチャ美味いよ
残暑が厳しい中でもコリコリ、モリモリ食べられるくらいさっぱりしているし、歯ごたえもシャキシャキで最高。
サクラエビとピーナッツが最高に風味がよくて、ナンプラーが嫌いな人でも気にならないはず。(たぶん)
問題のコリンキーも、青臭さが全くなく、ほんのりとした甘さに良き歯ごたえ。
ビールでもいいし、冷やした日本酒でもいい。
これと、焼いた肉があれば、十分なほどのディナーにもなります。
これは……「生で食べられるカボチャを手に入れたけど、どうしていいかわからない」という人にぜひ紹介したいレシピ。
コリンキーも大きい物だし、ナンプラーも一度買えばそうそうなくなるものでもないので、お得レシピとしてもおすすめなので、一度お試しあれ!!
因みにちゃんと、青パパイヤで作ったソムタムの作り方も紹介していますので、青パパイヤが手に入った方は是非そちらも参考に作ってみてください!!
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