前回千葉の高滝湖でワカサギを釣ってきた私。
夫婦で167匹とかなり上々な匹数を釣ったものですが、気になるのは……エサ。
紅サシという、一言で言うとウジ虫をエサにしていることを考えると……そして、高滝湖のあの濁った水質を考えると……。
どうしても内臓を取りたくなったのです。
基本的にワカサギは藻とかプランクトンとかを食べているそうなので、そのまま天ぷらにして食べて良いそうなのですが、私のようにちょっと抵抗がある人は内臓を取るという手間をかけてみましょう。
そんな、ワカサギの下処理のやり方をご紹介します!!
ワカサギの内臓は「押し出し」が基本
釣ってきたワカサギの表面には、湖の水がたっぷり(当たり前だ)。
天ぷらで食べる分には加熱処理されるので、雑菌なんかもなくなるかもしれませんが、お腹の弱い私はしっかりと洗いたい。
というわけで、釣ってきたワカサギはまず、氷水に塩をたっぷり入れたお水にぶっ込んで洗い流しましょう。
因みに、ワカサギを釣っていると、外道(?)として、似たような小魚を釣ることがあります。
この指を指している小魚が外道。
恐らく、ニゴイかオイカワだと思いますが……(わかる人がいたらコメントで教えてください)、食べられると思うので、気にせず知らない小魚も調理します。
この小魚。
ワカサギよりも生命力が強く、持って帰って氷水にぶっ込んでも、まだ口をパクパクさせています。
心が痛みますが、速やかに首を折ってあげるなどをして、立場を食材にチェンジさせます。
内臓の取り方
そして、あらかた洗い終わった後、ワカサギの内臓を取っていくのですが。
ワカサギは小さいし数もあるので、一々お腹を捌いていては大変。
なので、
- ワカサギの下あごを引っ張りつつ、エラごと腹を下に引く。
- 肛門の所から指でワカサギをしごく。
- 出てきた内臓を捨てる。
という手順でどんどんワカサギの内臓を取っていきます。
文章だけだと「?」って感じなので、動画も。
ええ、旦那の手つきが不慣れすぎてイライラしますが、慣れたら30秒もかからず内臓とれます。
内臓が取れたらこれで下処理完了。
あとは、キッチンペーパーで良く水気を取りましょう。
ワカサギのおすすめ保存方法と調理法
保存方法
ワカサギの下処理が終わったら、後は天ぷらなり、フライなりにしていくだけなのですが、ここで一つ問題が。
そう、食べきれないほど沢山釣ってしまった時の問題。
ワカサギは釣れるときは大量に釣れるので、一回でたべ切れない時も。
そんな時は冷凍保存。
水気を切ったワカサギを料理1回分くらいにまとめたら、ジップロックに。
その中に小麦粉を入れてまぶしたらOK。
このまま冷凍庫に入れれば、フライにしたいときは、溶き卵とパン粉を。
天ぷらにしたいときは、天ぷら衣を。
唐揚げにしたいときは、そのまま熱したフライパンにぶっ込めばOK。
私は1週間くらいで食べ終わりましたが、たぶん1ヶ月くらい保つかと。
すごく後の調理が楽な保存方法なのでおすすめです。
ワカサギを食す
というわけで、保存分の処理が終わったら今度は今夜のワカサギ料理。
クタクタかもしれませんが、あと少し。
保存用と変わらず、小麦粉をまぶしたワカサギを、熱した油の中に投下!!
元々小さい魚だし、生の状態からならあっと言う間に火が通ります。
きつね色になったら完成!!
ワカサギの唐揚げは、塩、もしくはソース、もしくはケチャップ……。
ともかく、なんでも合うので、美味しく食べてください!!
ワカサギは淡泊な味なので、
ビールでもウイスキーでも日本酒でも合います!!
釣りに行ってからの料理までがワカサギ釣り!
ぜひ楽しんでください!!
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