趣味が高じて仕事になるのが私の人生ですが、仕事とまでは行かないものの、写真を撮るのが気に入ってしまい、とうとうポストカードを作って、販売してみようという試みをするまでに至りました。
けれども、商品としてお金を頂く以上、半端な物は作れないので、試行錯誤の末「ちょっと満足のいくポストカード」を作れるようになったので、その時に引っかかったこととか、おすすめの紙とか、用意しておくとよいものとかを書いていこうと思います。
ポストカードにオススメの紙は?
結構迷うのがポストカード用の用紙。
ツルツルの光沢用紙が良いのか、マットな用紙が良いのか迷い、どちらも試してみたところ、
①発色がよいものの色が違うのが光沢用紙
②発色は少し劣る物の、モニター通りの色が出るのがマット用紙
という結果を得て、私は②のマットを選ぶことに。
それにマットのほうが、写真のある面にペンなどで文字を書き込みやすく、わざと一言欄を設けている身としては願ったり叶ったり。
あと、今回私が購入したポストカード用紙はこちら。
両面印刷可能で、宛名面もデザインできるという利点。
ちょっと引っかかったのは、「厚手」と書いており、官製はがきと同じ厚さのはずなのに「100均のはがき用紙よりも薄く感じた」という点です。
気になる人はもっと厚手の物を選ぶとよいと思いますが、あまり厚いと「プリンターが詰まる」可能性があるので、気をつけた方がよいです。
印刷時の注意点
印刷をする際に、汚れていないかなど重要なポイントではあるんですが、一言「POSTCARD」とか「郵便はがき」という文字を「はがきの上部か左側中央に入れる」ということをお忘れ無く。
この記載がないと62円で送れるはがきとして見なされません。
あと、できたら郵便番号書く枠を書いてあげるとよし。
これも、赤じゃないと郵便番号を読み取る機械が上手く読み取れないそうなので、赤、もしくは金で描くようにしましょう。
紙色は白、もしくは白にほど近い淡い色じゃないと、これまたハガキと見なされないようですのでご注意を。
そんな注意を気にするのが面倒なときは、初めから宛名面ができてる印刷用ハガキ用紙を買っちゃいましょう。
プリンターの話
今時は10枚からとかでもオフセット印刷が安くできる印刷屋さんが増えています。
(オンデマンド印刷はオフセットじゃねえよという場合は申し訳ない)
なので、私のように粗忽者で何枚も紙を無駄にする可能性のある人間は、ぶっちゃけ業者に頼もうかなとか思わなくもなかったのですが、「そもそも売れるかどうかもわからない」という状態なので、やっぱり自分で印刷することに。
でもって、プリンター。
5年物のエプソンのプリンターをだましだまし使っていたのですが、いざ印刷というタイミングで、何度掃除しても目詰まりを起こして筋が入るようになり、買い換え決定に。
今回買ったのはやっぱりエプソンの最新機種。
8000円でおつりの来るお値段で、急場をしのぎたくコレを選んだ物の、レビューを見るとやっぱり「インク代高いよ!!」とのこと。
あとやっぱり、目詰まり起こしやすいそうなので、なんとも言えないお買い物。
一応、インクの目詰まりを防ぐ方法として「週1回は何かを印刷する」という方法があるので、地味に少しずつポストカードを印刷したりして、目詰まり防止を勤めようと思ったのですが……。
クレームみたいで申し訳ないのだが、買ったばかりでピカピカのプリンターで印刷したのに、このざまですよ。
宛名面を印刷するとなぜか端に黒インクの汚れが……。
試行錯誤の末、エプソンのこのプリンター、始めにこの宛名面の「印刷するゾーンの少ない方」を印刷して、それからカラーの全面の写真側の印刷をすると、なぜかインク汚れがつかないということがわかりました。
PP袋も用意しよう
ポストカード販売でこれも大切「PP袋」。
ポストカードを剥き出しで送ると傷が入ってしまったり、とかく見た目的にもイマイチなので、ポストカードを入れる透明なビニール袋は用意して損はない。
ポストカード用なら、閉じる必要もないので、蓋付き?じゃなくてもOK。
安く買えます。
ポストカードの値段帯
ポストカードの販売にあたって一番悩んだのが「値段帯」。
実店舗販売する予定はこの時点ではなく、通販で考えると「150円とかのハガキを1枚だけ買うか? 送料かかるのに買うか?」と思い、5枚セット700円に決定。
それなら送料入れて800円でおつりが来るので、買う側もお得かなと。
あとはシリーズ系でまとめて、ハンドメイド委託サイトに登録して終了。
そうそう、サンプル写真をアップするときは、サンプルの透かしとか、屋号の落款とかマークとか、最低サインとかは入れといた方が、写真のパクられから身を守れるかと思います。
実店舗でも置いてもらおう
こうして通販登録したら、ついでに宣伝の時に「だれか~、ポストカード置いてくださる方はおらぬか~」と一言拡散しておきましょう。
そうすると、運がよければ、喫茶店とか文房具屋さんとかにお声がけしてもらえるかもしれない。
そう、私がそうだったんです!!
亀戸の喫茶店、「あとりえ」さんでポストカードの展示販売させていただきました‼︎詳しくはブログにて‼︎ pic.twitter.com/MnAFkI1Rmo
— 川島千夜 (@kawachiyo) 2018年7月18日
実店舗に置いてもらえるならそれだけ人の目に触れることも増えるし、気になってもらえたら万々歳。
遠慮会釈なく、置いてもらえたらラッキーとばかり宣伝するようにしましょう。
あ、今もポストカード置いてくださるお店がありましたら、即納品しに行きますので、お気軽にお声がけください。
ポストカード販売のまとめ
というわけで、ポストカードの作り方というよりも、おすすめの紙とか、エプソンのプリンターの攻略法とかそんなことばかりを描いてしまいましたが、私自身ポストカードを結構集めちゃうほうなので、ぜひぜひ、もっと気楽にポストカードを作る人が増えたらなと思います。
現在販売中の花シリーズのポストカード、ぜひよろしくお願いいたします!
そして、「店舗に置いてもいいよ~」なんて方がいらっしゃいましたら、お気軽にメールにてお声がけください!!
海外出店を狙っている方は、etsyに出店するのもありです!!
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