道路沿いの我が家。
旦那がコロナの影響でリモートワークを強いられたことはもちろん、私が基本在宅勤務なので騒音が気になっていたんですが、先日とうとう道路工事なども始まり「これは限界だ」と我が家の防音について検討することになりました。
とはいえ、木造二階建ての一軒家。
できることは、窓に内窓をつける(二重窓)ことと、換気口から入ってくる音を遮音すること。
内窓をつける工事は万越えでお金がかかってしまうため、どこまで効果があるかわからないけれども……とまずは換気口にホームセンターのサイレンサーを突っ込んで、防音対策をしてみることにしました!
外からの騒音は換気口から
2011年頃建てた我が家は、アスベスト公害の問題もあった時期だったのか、一部屋につき1つ、外の空気を取り込む通気口が備わっており、換気の良さを謳っていたのですが、正直言って外は車が部ぶんぶん走る駅前通り。
排気ガスも音もガンガンに入ってくるため、非常に生活水準を下げる役に立たない家の呼吸器官と成り下がっていて、常に塞がれたままでした。
とはいえ、塞いでいても普通に音は貫通してきて、クラクションや工事の音、町内放送はもちろん、車が走る音や人が話す音まで丸っと聞こえてしまいます。
音は窓と換気口から入ってくるため、まずは換気口から防音対策をするために、効果がある上に費用対効果抜群、しかも簡単という換気口にウレタンでできた『ウレタン消音材』というものを入れて見ることにしました。
スリーブ(サイレンサー)の種類とサイズ
家庭の通気口用の消音材は、ホームセンターで購入することができます。
ただ、売っていないこともあるので、私はアマゾンで購入。
新協和の防音スリーブという商品と杉田エースのウレタン消音材という商品が基本ぽいのですが、穴の大きさとサイズ的に、私は杉田エースのウレタン消音材を購入。
336円と、ホームセンターと同価格なんですが、通販だと6個からになるので注意! 家中の換気口に入れたり、汚れた時用のストックで持っておくならちょうどよいかと
100型とか、150型とかいろいろありますが、それはサイズの問題。
ウレタンなので多少サイズが小さくても「ぎゅっ」と詰めて入れることができるので、換気口の直径を測って、それより多少大きいサイズであれば購入して大丈夫だと思います。
あと、ついでに換気口フィルターも併せて買うと、排気ガスも漏れなく防げるのでおすすめです。
通気口にサイレンサーを入れる方法
というわけで、購入したフィルターと消音ウレタンを用意して、自分でDIYしてみましょう。
まず、換気口フィルターを換気口のサイズに合わせてカット。
換気口の蓋側にはめ込みます。
フィルターは簡単にはさみで切れるので、通気口の大きさ・形に合わせてカットしていきましょう。
これでフィルターは完了。
排気ガスや花粉なんかの侵入を防いでくれます。
そして肝心の消音材。
我が家の換気口は開閉式なんですが、蓋を取ってみるとものすごい汚れがくっついていたので、まずは掃除します(苦笑)
そして、奥行きに併せてウレタン消音材を切ります。
それを換気口の中に入れて、はめ込みます。
どうしてもサイズの関係で穴が潰れてしまいますが、ご愛敬。
元々音の振動が穴に跳ね返って、消音していくという仕組みなのがこの防音ウレタン。
穴が潰れたとしても、それはそれで防音してくれると信じてます。
後は蓋を閉めて終わり。
見た目的に何が変わるわけでもありませんし、一カ所5分くらいで作業が終わります。
(掃除時間込み)
- 換気口を掃除して
- サイズに合わせて切った消音ウレタンを詰めて
- サイズに合わせて切ったフィルターをつけて
- 蓋を閉めて完了
防音効果のほどは……?
さて、実際、防音スリーブを使って、どれくらい効果があったのか、アップルウォッチにノイズチェッカー機能があるので、それでチェック。
こちらがDIY前。
外の音が中に筒抜けで、51db
島村楽器さんの情報サイトによると、50dbで割と静かな事務所レベルだそうで。
事務所って結構うるさいんだね……
それが消音材を入れたところ……。
なんと38dbまで減少!!
蓋を完全に閉めると……。
ちょっとだけさらに下がって37db!
30デシベルがひそひそ話。40が図書館の静けさくらいらしいので、かなり満足な効果!!
とはいえ……。
結局音は窓からも入ってくるので、家全体での防音効果は……といういと、微々たるもの(涙)
完全にはできませんが、さらなる防音を考えるならインプラスなんかの内窓をつけるとかなりの軽減が見込めますので、追々は内窓をつけてみようかと思っています。
ですが、無駄に換気口があって、音や排気ガス、花粉や寒さ暑さを少しでも軽減させたい!
という場合には、費用も安くすむし、やり方もとても簡単でおすすめなので、ぜひ、お試しください!!
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