東京湾に浮かぶ唯一の自然島、猿島は、歴史と自然が調和した美しい観光地。
そんな素敵な文句が思い浮かぶその小さな島は、小さな島ながら、旧日本軍の要塞跡や豊かな自然が広がる、オタクなら絶対に興奮する島。
横須賀のラピュタ島も呼ばれる猿島。
オタ主婦マルチクリエイターとしては、行かない理由がない!!
というわけで、猿島へのアクセス方法、見どころ、アクティビティ、そしてグルメ情報も紹介します。
大人でも猿島は楽しめるのだろうか!?
猿島へのアクセス
猿島へのアクセスは、横須賀市の三笠ターミナル(三笠桟橋)から出発する船で行きます!!
電車で行く場合は京急線「横須賀中央駅」から約15分ほど歩いて、三笠ターミナルに向かいます。
正直道がわかりにくいので、Googleマップ必須!!
三笠ターミナルは大きめの公園みたいになっているので、建物を探して、そこでチケットを購入。
1階がチケット売り場、2階が猿島ビジターセンターというお土産売り場になってます。
フェリー乗り場は三笠ターミナルの建物のすぐ横!!
フェリーは大体1時間おきに出港しているので、乗船時間ずれてしまったらセンタ-でお土産買ったりしつつ待ちましょう。
乗船場は猿島ビジターセンターの目の間です。
船の所要時間は約10分で、運賃は往復約1500円(入島料込み)。
因みに、帰りもこの船に乗っていかないと横須賀には帰れないので、最終便は要チェック。
一応、取り残されてしまった人用の緊急呼び出し装置みたいなのはあるのですが、多分怒られて、別料金取られます(笑)
船は結構大きめで、2階立て。
風を感じたい方はぜひ二階へ
酔い止めとか気になるかもしれませんが、フルオープンで風を感じられるし、島から港が見えるくらいの距離なのでそんなに心配しないでもOK!!
猿島に近づくと断崖絶壁が見えて「これは確かに自然要塞だ」と感動。
そして、到着ゲートに「SARUSHIMA」とお猿の絵が描かれているのが微笑ましい(笑)
猿島の歴史と見どころ
到着した猿島は一周で徒歩1時間ほどの小さな島。
猿島は、旧日本軍の要塞として使われていた歴史があります。
島内には、当時の砲台跡やトンネルが残されており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえる不思議な感覚。
特におすすめのスポットは、全長約90メートルのトンネルですが、エモさ溢れる外壁もたまりませんっ。
写真目的なら是非一眼レフを持ってきたいところ。
ともかく緑が濃い。
そして緑の向こうから磯の匂いが漂ってきて、匂いまでもがノスタルジー。
因みにですが、猿島は軍事施設として使われていましたが、ここが戦場になったことはないらしく、別段怖いことはありません(笑)
もし心霊情報などありましたら、是非コメントで教えてください!
むしろ展望台からは東京湾を一望でき、晴れた日には富士山も見えることがあったり。
BBQ場や釣り場、カフェなんかもあるので、ともかく楽しい島です!!
猿島の由来
因みに猿島には猿はいません。
諸説あるらしいのですが、「猿島」の名前の由来は、日蓮上人が安房国から鎌倉へ渡る際、嵐で遭難しそうになったところ、一匹の白い猿が現れてこの猿島に案内したから……という伝説から来ているそうです。
その由来が一番のオカルトぉ
自然とアウトドアアクティビティ
猿島は、豊かな自然環境に恵まれています。
島内のハイキングコースはやや坂がキツいのですが、緑溢れて、絶好の写真スポット。
ただし、アクティブな場所なので「ハイヒール」とか「サンダル」だと結構辛いかも……。
バーベキューエリアは、事前予約をすれば手ぶらでバーベキューを楽しむことも可能なので、地元横浜とかの方は猿島=BBQ場という感覚らしいです(笑)
そして釣りスポットも充実しており、家族連れや友人同士で楽しむことができるし、釣り道具屋さんも一応あります!!
常にリュックに釣り竿を忍び込ませている旦那も、早速釣りを……。
旦那の釣りの話はこちらで読めます!
と、ベラがかなり入れ食い……。
釣りとBBQなんて、こんなプチサバイバルな体験ができる場所が、こんな東京の近くにあったとは……という気分。
ただし、釣り場は砂浜側と磯側の2箇所あるのですが、磯側はかなり足元が悪いので、子どもは特にライフジャケット必須。
サンダルだと足の裏切りそうな感じなので、その辺も注意しましょう。
撮影スポットとしてもいい感じ
因みに猿島では、ジブリっぽい風景を活かしてアーティスト写真を撮りに来たり、PVを撮り来たり、コスプレ写真を取りに来ている人がたくさんいました。
明らかコスの人がフェリーに乗っているのを見て、ちょっと面白くなりましたが、更衣室は特になく、広めのトイレがあるだけなのでお着替えなどは気をつけて!
因みにですが、私はラピュタのロボット兵のコスプレをしている方と遭遇!!!!
イベントかなんかかと思ったのですが、完全なる善意のコスプレだったそうで、めちゃくちゃ興奮しました🤣
こちら、ロボット兵はガワコスの桔梗YA!さん。
全国各地に出没しているそうなので、猿島で出会えたのは本当にラッキーでした!
中の人:桔梗YA!(@kikyoya3uraaka)さん
グルメ情報
島内にはカフェや売店があり、軽食や飲み物を購入することができます。
が……。
食事は良いのですが、島の自販機はめちゃくちゃお値段お高い!!
元々猿島は水源がないので、水の確保はフェリーで運ぶしかありません。
なので、水1本でも島値段。
それに、猿島のトイレのお水などは雨水を利用しているので、飲めませんし、仄かに……しょっぱかったです(味見しました)
コンタクトを到着後に付けようと思っていた私は、このしょっぱいお水で洗った手でコンタクトをして大丈夫か気になりすぎてお水を買うことになったので、コスプレ写真を撮る予定の方は、せめて三笠の港で色々済ませておいたほうがオススメです。
無人島・猿島で唯一のテイクアウトレストラン
「Oceans Kitchen」
食事処として「Oceans Kitchen」というお店があります。
地元の野菜を使っためちゃくちゃ美味しいランチがあって、ボリューム感もあるので食事処としてかなりおすすめ。
ビールとかもあるので、BBQ利用しない場合はこちらのお店がよいかと。
訪れる際の注意点とアドバイス
猿島は天候の変わりやすい場所でもあります。
現に私は夏のゲリラ雷雨に一瞬遭いました(苦笑)
訪れる際は、天気予報をチェックし、急な雨に備えてレインコートや傘を持参すると良いでしょう。
また、島内は足元が不安定な場所も多いため、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。
虫除けも必須!!
到着してすぐ、超デカいムカデと遭遇したりしたので、デートの際は特に彼女に『運動靴とパンツ姿で』と伝えておくといいでしょう。
大人の猿島探検 まとめ
- 11:00「Oceans Kitchen」お昼を食べる
人が少なく良い感じでした
- 12:00カフェが混み始めてきたので島探検
散策ルートをゆっくり巡って、写真も撮りまくって大体1時間
- 13:00旦那のために磯側でつり
ベラが入れ食いで粘られる……
- 15:00フェリーの時間を考えて帰宅
島の最先端の釣り磯から、フェリー乗り場まで15分ほどですが念のため早めに上がりましょう
- 15:45三笠ターミナルに到着
このタイムスケジュールで、かなり大満足に遊べました。
釣りをしない方ならもっと早く色々と見終わると思うので、ツアーを頼むのもあり。
今回私は自由に見てまわりたかったので、ツアーなどは申し込みませんでしたが、ツアーでしか見られない弾薬庫とかにも案内してもらえます。
食事も美味しくて、風景も良くて、かなり楽しめる猿島は、大人でも大満足の島!!
神奈川住みの方はもちろん、東京、千葉、可能であれば埼玉の人も早起きして一度は行ってみる価値ありの、良き島でした!!
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