千葉県って落花生の名産地で、通常腐りやすくて手に入り難いと言われている『生の』落花生が道の駅、房の駅なんかで売られている事があります。
落花生の2倍の大きさで、ほっくり美味しい『おおまさり』という生落花生を紹介した記事なんかがありましたが、今回は、純粋に『生落花生』を水から塩茹する、最も簡単なレシピを紹介したいと思います。
生落花生とは? シーズンや保存期間など
落花生の旬は9~11月。
特にピークは10月でこの頃になると、千葉・茨城なんかの名産地では道の駅に、農協さんの経営するスーパーなんかで『生』の状態で売っている事があります。
実は落花生は水分が多くて、傷みやすいんです。
その傷みやすさ、もやしに匹敵
なので通常、落花生は収穫するとすぐに天日干しされて、水分が抜かれた、乾燥落花生……いわゆるピーナッツの状態でスーパーなんかで売られている事がほとんどでしょう。
ですが、落花生農家が多い地域だと、生の状態で売られている事があり、これを「生落花生」として食べることができるんです。
ちなみに生落花生の保存期間は『冷蔵庫で2~3日』。
それ以上だと酸化が進んで美味しくなくなります。つうか腐ります。
食べきれない場合は『茹でてから』冷凍庫で保存しましょう。
1ヶ月くらいで食べきるのが目安。
そんな、足が速くて、滅多に手に入れることのできない生落花生。
手に入れたときは……ぜひ、一番美味しい塩茹でで食べてみましょう!!
生落花生の茹で方
①根付き、枝付きの状態で手に入れたら、まずは1つずつ外して、よく洗っていきます。
②お鍋に塩を入れてお水の状態から生落花生を入れて、沸騰させます
落花生が浮いて気になるときは、落とし蓋をしちゃいましょう
③蓋をして30分間弱火~中火で茹でていき、茹で上がったらお湯から出して完成!!
生落花生の食べ方
茹で上がった落花生の食べ方は、普通の落花生と同じ。
外側の殻を剥いて、中のピーナッツ(?)を召し上がれ。
生落花生の味は?
生の落花生を茹でた物……ゆで落花生の味はというと、茹でた際に入れた塩で引き立つほっくりとした甘みと、仄かな土の香り、どこかねっとりとした食感も相まって、すごく素朴に美味しいお味。
「あ、お豆ってこういう味だったんだ……」
と感心してしまうほど、ともかく美味しくて、ビールのおつまみと言うよりは、これだけをおやつとして食べたい感じ。
もし……どこかで生落花生を見かけたら、それはとてもラッキーなこと。
ぜひぜひ、自分で茹でて、真の落花生の味を堪能してください!!
動画でも1分でわかる茹で方を紹介しています
私が作っている『カワチヨ。ご家庭チャンネル』では、1分でわかる生落花生の茹で方動画をアップしています。
さらっと見やすいので、ぜひぜひこちらもご覧ください!!
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