今まで何度かヘナを使って髪をダークブラウンにしてみたりしましたが……。
前回使用したのは『100%植物性』ではあるものの、ヘナ以外の成分、「インディゴ」やよくわからない、シャーマンが使うような草木が含まれています。
そうすることによって、黒っぽい色を作り出しているのですが、今回私はヘナのみを100%使った染粉で、髪をヘナ染めしてみました。
Mac Henna(マックヘナ)の使用感
今回私が使用したのは『Mac Henna(マックヘナ)』というパッケージ。
ナチュラルオレンジと書かれていますが、ヘナは元々発色すると赤っぽいオレンジになりますので、これがヘナ本来の色。
原材料名も『ヘナ』しか書かれておりません。
因みにAmazonでも買えます。
これひと箱で肩に付くくらいの長さの髪なら、2~3回は使えるもよう。
しかも、1回で4週間くらいは色持ちするとのことなので、ヘアマニキュアと違い、相当長く楽しめるのでワクワクします。
相変わらずシャーマンの匂いのヘナ
では、中身を開けてみると……。
そっけなく、シンプルに。
ヘナの入った袋と、手袋と、説明書が入っているのみ。
それをボウルにあけてみると……。
鼻腔をくすぐる蓬の香り。
蓬……うん、ヨモギというより、ヤッパリどこかの村のシャーマンの薬草みたいな匂いがするんですが、前回のファインヘナみたいな『タバコの灰皿の水の臭い』はしないので、悪くはない。
そしてここに水を足して、マヨネーズくらいの粘度にしていきます。
完全にお腹を下した日のべ………………。
いえ、見た目はアレですが、匂いは激しくシャーマンです。
余り固くては髪になじまないし、ドロドロすぎると流れていってしまうので、マヨネーズくらいの固さになるように、慎重に水を足しては混ぜていきましょう。
使い方はヘナの染め材はすべて同じ
因みに、ヘナで髪を染めるときは……。
- 洗面所でシャンプのみを行う。
- タオルドライをして肩にバスタオルなど、保護ケープを巻く。
- ビニール手袋をしてヘナを取っては髪に塗り、しっかり馴染ませます。
肌についてもどうせ洗えば落ちるので、あまり気にしなくてもいいのですが、放置すると流石に赤く染まるのでその辺は気をつけましょう。 - しっかり髪にヘナを揉み込んだら、ラップで頭を包みそこからのタオルで保護。
- トドメにドライヤーで5分くらい髪を温めて(ヘナは温度が高い方が発色がいい)、その後30~40分……私はしっかり着けたいので1時間ほど放置。
- 1時間後にシャワーでヘナを落とします。
前回のファインヘナは排水口にヘナカスが溜まって大変でしたが、今回のは本当にサラサラなので、詰まることなくヘナが水と共に流れていきます。 - ヘナを落としきったらコンディショニングをして終了!!
ヘナ後のメリット・デメリット
こうしてヘナ染めをした場合、いくつかメリットデメリットが出てきます。
【メリット】
- 髪がさらさらになります。
- 黒髪部分でもほんのり赤くなります。
- 白髪も染まります。
【デメリット】
- ヘナを落としてもヨモギ臭が髪から漂います
- しばらくしたらサラサラになるのですが、それまでヘナのコーティングで髪がギシギシになります
- ヨモギ臭ぱねえ
デメリットのヨモギ臭が一番の問題かと思います。
これ、シャンプーしたとしても2~3日匂いが落ちないので、デートの前日とかにヘナで髪染めするのは危険なので気を付けましょう。
ド金髪を100%のヘナで染めると……
これが染める前の金髪状態。
傷みもあって、結構パッキンパッキンです。
伸びてきた黒毛との差もひどく、ちょっと残念な感じが気になっています……。
そしてこれが、ヘナ染め後すぐ。
まだ髪がギシギシしてますが、一気に落ち着いた色合いに……。
といっても、ハリーポッターの赤毛キャラ「ロン」のような、生粋の赤毛の人の色になっています。
髪からは非常に濃厚なシャーマンの臭いがしますが、気にせずに3日ほど経つと……。
こちらが3日後の髪の状態。
ゴムで結んでいたので、ちょっと跡が残っていますが、髪の状態はすこぶる健康的な感じに。
そして色合いも明るいオレンジへと変わりました。
あと、3日すると流石にシャーマンの臭いはなくなります。
結構ツヤツヤになりますし、ド金髪だった時のようなどぎつさはなくなりつつ、濃厚な赤なので地味ではない。
しかも髪がきれいになるという利点付き。
金髪を伸ばしかけで黒が目立ってきたときに、中間期を過ごすための色としてはベストなのではないでしょうか。
これでシャーマンの臭いさえしなければ……とは思いますがね!!
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