大人でも逆上がりができるようになるコツを紹介!

大人の挑戦記録
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生まれつき筋力の弱い子っているもので。

私も姉もハイハイができず、匍匐前進で前に進むような子どもでした。

どうにか現代医学の力を頼って、成長することはできましたが、当然筋力は他の子どもより弱く、逆上がりなんて出来るわけもなかったんです。

逆上がりができない子供が三十路過ぎてからできるようになるまで

ひ弱な子ども時代を過ごした私。

中学生になっても逆上がりの一つもできず。

クラス唯一の「逆上がりができない者」として、放課後に体育教師に呼ばれ特別レッスンも受けるんですが、当時の体育教師は「何で出来ないんだ」「努力不足だ」と気合いでどうにかさせるタイプだったため、ブチキレた私が、「体育の成績1で結構なんで、二度と鉄棒なんかしない」と反発。

見事、「出席しているにも関わらず通知表に1がつく」というレジェンドを達成しました。

千夜
千夜

私も私だが、教師も教師だ

さて、そんなこんなで、人間性を矯正しようとしてくる教育機関から卒業し約20年。

相変わらず筋力はゼロ。

それどころか、「体育の出来ない女」としてのトラウマが植え付けられたままの私だったのですが、とあるきっかけで卓球をするようになり、「三十路過ぎてから始めたくせに、なんか上手い」という周りの褒め言葉によって、「運動って楽しい」と思うようになってきました。

すると人間不思議なもので、あんなに嫌だった「身体を動かすこと」が楽しくなってくるんですよ。

ついでに、「強制されない」ことによる、「やってみたい」という気持ちも湧き出でてきます。

というわけで、「己の劣等感を払拭すべく逆上がりを試してみよう」と思い立ち、三十路過ぎてからの逆上がりに挑戦することにしたのです。

初めての逆上がりは当然失敗

そんなわけで夜、犬の散歩時に旦那に付き添われ、近所の公園にて鉄棒をする毎日が始まりました。

やり始めたのは2月初旬。

できるできない以前に、手の平が鉄棒に張り付きそうなほど寒い……。

ですが、手袋をして逆上がりなんてしたら、手滑らせて、頭打って死ぬでしょう💧

しかたなく、氷の棒を鷲掴みにしたような寒さに凍えながら、let’s逆上がり。

当たり前だが無理でした。

千夜
千夜

こりゃ、しばらく練習だね。

大人の逆上がり練習法

というわけで、体重もいい具合に増えた大人が、初めて逆上がりに挑戦する際の、練習方法を模索してみました。

因みに、私が勝手に編み出した方法なので、万人には効くとは言い難いのですが、「大人だけど逆上がりができるようになりたい!!」と思った方は、参考にしてみてください。

①まずは腕立て

幼少期は体重が軽い。

従って腕の筋肉なんてなくても、コツさえわかれば物理法則に則ってクルリと回れるそうです。

つまり、学校の先生はそのコツを教えず、罵倒していただけとなるんですが……。

千夜
千夜

大人になってしまうと体重があるので、ある程度の筋力が必要になります。

因みに、腕立てが1度も出来ないという人(特に女性)は多いでしょう。

私もそうでした。

そんな方は、まず鉄棒使っての斜め懸垂。

レベルの上げ方としては、下のリストを1から順にやって、4の腕立て伏せ5回かける3セットができるようになればOK。

  1. 斜め懸垂30回
  2. 壁に手をつけて腕立て伏せ10回×3セット
  3. 膝をついた状態での腕立て伏せ10回×3セット
  4. 腕立て伏せ5回×3セット

これくらいになれば、十分な「身体と鉄棒を引き寄せるための筋力」はつくはず。

因みに2月くらいからこれをやり始めて、今私はプッシュアップバーを使って4~5回は腕立て出来るようになりました。

まさに、継続は力なり。

②腸腰筋を鍛える

腸腰筋とは聞き慣れない筋肉かもしれないが、骨盤を通り、腰と脚をつなぐインナーマッスル。

これが衰えると、骨盤が後ろに傾きぽっこりお腹の原因になったりするのですが、わかりやすく言うなら「スキップするときに使う筋肉」と言った方がわかりやすいかもしれません。

ともかく、これが弱いと脚を上に上げることができません。

なので、腸腰筋を鍛えると、脚を鉄棒の上へとあげることができるのです。

やり方は簡単。

一歩を大きく、ゆっくりと踏み出すだけ。

これを10回×2セット位やる。

慣れたらスキップでもなんでもして、ともかく脚を高く上げることを意識する。

たったこれだけで、鍛えることができる筋肉なのです。

③自分の廣戸聡一式4スタンスを認識する。

これは結構前にTVで観たんですが、人間には「前後」「中外」で力のかかり具合のクセ的なものが変わるらしく、私は「自然に重心が前になるAタイプ」かつ「身体が内側にねじれやすい1タイプ」ということで、a1タイプになります。

詳しくはこのあたりを読んでください。

で、タイプがわかったら、そのタイプに合った踏切のポイントを見つける。

因みに、私は「逆手」のほうがやりやすいタイプらしいのですが、「順手」じゃないと逆上がりができないので、一概には言えないでしょうが……。

この理論に従うと、今まで私は踏切の場所が鉄棒の向こう側過ぎたので、脚が上がる前に身体が落ちちゃったのですが、踏み切る場所を鉄棒の手前、「え、こんなところからジャンプしたら膝がぶつかるんじゃないの!?」と不安になるようなところから踏み切ると……。

大人の逆上がりチャレンジ成功!!

腕立て・腸腰筋・4スタンスの取り入れ。

この3つを試した結果、約1ヶ月ほどでくるりと回れるようになりました!!

ですが、手に血豆が出来て、その血豆が割れて流血し、太ももは鉄棒にぶつかりアザだらけ。

後半はもはや意地でやったような気がする

やはり、大人になってからっだと体重と重力という存在が敵になるようです。

逆上がりができなくて悩んでいる子どもだったあなたへ

今では、2~3週間空いた状態でも逆上がりができるようになったため、恐らくもう感覚が染みついたのかなと。

逆上がりも一度感覚がつくと、自転車の運転のように、すっとできるようになるから不思議。

そして、三十路過ぎて逆上がりができるようになって思ったことは……、

「運動は気合いも必要だけど、理論も必要」

「多くの体育教師は、生まれつき筋力があるから、理論を知らないだけ」

「できないからって自分を責めることはない、いっそ、先生のせいにする位の図太さがあってもOK」

ということ。

今、逆上がりができなくて、劣等感に悩んでいる子がいたら言いたい。

千夜
千夜

大丈夫絶対出来るから

でも手から血が出るかもしれないし、アザだらけになる。

そんな風になってまでやる価値のあることじゃないし、強制されるべきことでもない。

でも大人になっても『やりたい』って思ったのなら、絶対できるのでぜひ挑戦することは続けてほしいと思います。

他にも大人になってから色々挑戦しています。

ですが、大人になって強制力がなくなってからのほうが、本当に飲み込みも早く色々できるようになりました。

あなたも自由に……色々やってみませんか?

この記事を書いた人
オタ主婦マルチクリエイター
川島 千夜

【オタ主婦マルチクリエイター】
ライター/小説家/イラストレーター/ブロガー/漫画描き/YouTubeにハンドメイドグッズ販売やっています 猫のようにあっちこっち、色々やっていますが、実態はインドア派なゴリラです

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