またまた私の手遊びシリーズなんですが、今回はイラストを切って貼って、立体にして飾る「シャドーボックス」に挑戦してみました。
ついでに、「シャドーボックス専用の額は買うと高い」という理由から、百均のアイテムでシャドーボックス額を作ってみたので、ぜひぜひご覧ください。
シャドーボックスとは?
シャドーボックスとは、デコパージュの一種で、同じ絵を幾枚も用意して、遠近で切り抜いていきそれを少し浮かして貼っていくことで、立体感が出た絵を飾ることができるというもの。
今回私が用意したのは「矢車草の妖精」という、1970年代の森永ハイクラウンチョコレートというお菓子のおまけだったカードの1つの絵を、シャドーボックス用に複数毎入れてくれているキットを購入。
因みに、イラストが4枚入っているだけのキットと、説明書入りのキットがありますが、よほど慣れている人じゃない限りは、説明書入りのキットを購入しましょう。
因みに、この妖精シリーズ売り切れ続出ですので、見つけたらさっさと買っておくことをお勧めします。
シャドーボックスを作ってみよう
用意するもの
ではでは、早速シャドーボックスを作ってみましょう。
用意するのは
- 説明書
- 素材イラスト4枚
- 製図用カッター
- 樹脂シリコン
- 黒筆
製図用カッターは今どき100均でも売っているので、あまり使わないようならそれで、頻繁に使うようなら1本良いのがあると便利なアイテム。
トーンカッター・デザイナーカッターなど色々呼び名がありますが、私は何となく製図用カッターと呼んでいます。
樹脂シリコンは、シャドーボックス専用のものがあるので、それを買うと安心。
一応紹介用としてAmazonのを載せていますが、樹脂シリコンに関しては、ちょっと大きめの画材店などで買った方が断然安いです(送料の部分で)。
作ってみよう
説明書を広げてみると、結構切り出すパーツが細かい。
私のようなうっかりさんは間違えることが多いので、1枚ずつ慎重に切り出していこう。
最悪間違えてもいいように、2セット買ってもいいくらいです。
ええ、私は結局2セット買いました
若干切ってもごまかしが効く部分なら、裏からセロテープを張って余った部分を切り落とし、何事もなかったように続けるのもあり。
ともかく慎重に慎重に切り出していきましょう。
パーツを切り出したら、白い紙の部分が見えると立体感が薄れるので、側面(?)を黒い筆ペンか何かで塗りつぶします。
そして、立体感をさらに出すために、ペン軸とかの丸い部分に押し付けてヘリに丸みをつけます。
私は丸みが丁度よかったので、耳かきの芯使いましたww
これをひたすら繰り返し、各イラストから各パーツを取り出して、紙に保存していきます。
こうしてすべてのパーツを切り出して、縁を黒く塗って、丸みを作ったら……。
次は説明書に従って、樹脂シリコンでパーツを張り合わせていきます。
このシリコン、結構べたべたしていて、あっちこっちにくっついてしまい、きれいに乗らないので注意が必要。
乾くまで時間もかかるし、あまり手に良い物でもないので、うかつに触るとパーツがずれたり、手に付いたりするので、乗せる場所に素材を「ぽん」と置く感じで重ねていくと良いかも。
そして、一度置いたらしばらく触らない。
時間のかかる作業ですが、ひたすらそれを繰り返したら……。
完成。
しょぼい出来栄えになってしまったけれども、きっと額に入れたらきれいに見えるさ……。
というわけで、次はシャドーボックスの額を作ってみましょう。
シャドーボックスの額を百均アイテムで作ってみよう
本来シャドーボックスは底の厚い額に入れないと、飾れません。
が……額が結構する。
初めてのショボショボな作品で、箱だけそんな豪勢にしてもしかたないので、百均のアイテム2点の合計220円(消費税め……)でシャドーボックスを作っちゃいましょう。
用意するのは、ダイソーでもセリアでもどこでも売っていると思う、はがきサイズ用の写真スタンドと、それのフチと同じ大きさの箱。
私はセリアで木製の写真立てと謎の木の箱を発見し、それがちょうどサイズがよかったので購入。
写真立ては縁の部分しか使いません。
で、写真立のフチから爪(後ろの厚紙などを支える部分)を引っこ抜きます。
そしたら、そのフチを箱に木工用ボンドで接着したら完成。
簡単ですが、接着時に木枠の方が大きいと、立てかけると斜めになったりするので、その辺は注意。
直置きして飾るなら木枠は少し上目に、壁に飾るようなら中心水平に木枠を取り付ければOKかと。
結構適当な作りなので、自分で調節しつつ作ってみましょう。
シャドーボックスを作ってみた感想
というわけで、額もできたらもう完成。
シャドーボックスを額に入れて出来上がり!!
まだ、木工用ボンドが乾ききってなくて、白くテラテラっとなってますが(笑)
こんな感じで完成。
箱の奥行きが深いと、絵が奥の方に入っちゃうので、それが気になる方は、写真立ての後ろの部分をとっておき、それを箱に当てはめて、絵の深さを調節しましょう。
コロナ渦で丁度時間があったから1日がかりで作っちゃいましたが、意外と時間がかかるシャドーボックス作り。
パーツを袋に入れれば問題はないのですが、無くしちゃったりすると結構テンション落ちるので、時間のある時にガッツリ集中して作ったほうがよい、手遊びだなーと思いました。
あと、飾って楽しいし、多少失敗しても見栄えがいいので(笑)若干のぶきっちょさんでもおすすめです!!
今はドールハウス風のシャドーボックスとかもあるので、腕に自信のある方はこっちの方がいいかもしれません。
他にもあっちこっち飛び猫では、100均の材料で作るハンドメイドな趣味を紹介しています!!
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