酸っぱいものが甘くなる。
そんなミラクルなことを引き起こしてくれるフルーツが、この世にあるとしたら……?
昔テレビでよく見た、そんな『ミラクルフルーツ』をこの度いただいたので、実食してみました!!
ミラクルフルーツとは?
ミラクルフルーツとはアフリカ原産のアカテツ科のベリー系の果物。
見た目は赤い『グミの実』みたいなビジュアル。
完全に熱帯の植物なので、日本では沖縄で温室で育てているだけだそうです。
まあ、酸っぱいものを甘く感じ冴えるという舌の錯覚を起こす効能以外、特に栄養とか効能なさそうだしね……
因みにこのミラクルフルーツ、17世紀に現地の人たちが食事前に食べているのをフランスの冒険家が見て「なにそれ美味いの?」と気がついたそうです。
昭和後期~平成初期くらいにはテレビでやたら「珍しい」「珍しい」ともてはやされていた記憶もあります。
ミラクルフルーツを食べるとどうなる?
今回誕生日に友人からもらったミラクルフルーツはこちら。
フリーズドライになっていて、長期保存も可能な状態です。
個別包装されているので、色んな人にシェアできそうなのも良いところ。
取りあえず、酸っぱいものが甘くなるならば……と用意するのはもちろん『レモン』。
中を開けると食べ方(?)の説明書もあって、至れり尽くせり。
ミラクルフルーツの食べ方(?)は……
実食
では早速ミラクルフルーツを出してみると……。
フリーズドライなので、実際の生食とは違うと思いますが、食べてみるとパッサパサ。
味はないとは言われていますが、仄かに甘酸っぱさを感じます。
本当に仄かですが
これを1個口に入れて、1~2分舌の上で転がしたりしていきます。
唾液でふやかってグニュグニュしてきます。
それでも気にせずグニュグニュしてから、飲み込みます。
そこで登場レモン。
できたら防かび剤不使用のものを選びたいところ。
で、そんな画像だけでも唾液が出そうなレモンをパクッと口に入れてみると……。
マジ・SWEET
正直ビックリした。
こんなに甘くなるんだ!?
舌に触れたレモン果汁がメッチャ甘いんですよ。
はちみつレモン等の『酸っぱさを上回る甘さで誤魔化す』と言った甘さではなく、本当に酸味が甘味に変化しているんですよ。
こんなこと書くと読者が減るかもしれないんですが、男性向けエロ本とかで「この魔法で痛みが全て官能に替わるのだ!」ってほざく、悪の魔道士とかいるじゃないですか。
そのレベルで、完全に酸味が甘味に替わってるんですよ。
ええ、いい歳して頭の悪い例えしましたけど
でも、1つ罠があります。
舌は甘いと錯覚してるけど、喉は普通に酸味を感じるんですよ。
なので、レモン果汁が喉を通るときに「あ、酸っぱっ!!」ってなります(笑)
もしかしたら、喉の方までミラクルフルーツを行き渡らせれば良かったのかもしれませんが、喉に「ヒュ」って入りそうで怖い……
レモンだけではなく『お酢』でも試してみた!!
因みに、「酸っぱいものはレモンだけじゃない!!」ということで、お酢でも試すことに。
酸味の塊り穀物酢をスプーンにたっぷり。
いざ口に入れてみると……。
無味になった
驚くほど無味。
強いて言えばなんか遠くにみりんのような風味を感じるけど、でもやっぱり味は無味。
甘いとかもないんですよ
想像ではみりんのような味になるかと思ったのに、まさかの無味に非常に面白くなってきたんですが、やっぱり飲み込むときに『酢』を喉が完治するので、『ゲハッ』となるので要注意。
これは、一生に1回は試してみる価値のある感覚でした!!
ミラクルフルーツはどこで買える?
今回、友人からフリーズドライのミラクルフルーツをプレゼントしてもらったのですが、それは私がAmazon欲しい物リストにミラクルフルーツを入れて置いたから。
そう、Amazonで売っています。
自分で買う程では……と思うかもしれませんが、人からもらったら絶対嬉しいミラクルフルーツ。
ちょっと変わった趣味嗜好の持ち主の友人や、食に並々ならぬ関心のある友人。
あと、栄養士とか栄養士を目指している人も一度は試してみる価値はあると思います。
ただ単に「酸っぱい物が甘く感じる」というだけの体験かもしれませんが、これは人生において滅多に味わえる感覚ではないので、是非試してみてください!!
他にも変わった食べ物を色々と食べているので、食に興味がある方、珍しい物に興味がある方は是非他の記事もご覧ください!!
コメント