ずいぶんと久しぶりになりましたが、大人の大人のADHDシリーズ。
最近、HSP(ヘンパス)なる、「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という障害とは違う、気質に関するジャンルができたようで、過敏で神経質な私も実はADじゃなくてHSPじゃないかな……なんて思ったのですが、どっちにしてもこの世は生きにくいことには変わりはないので、このままのシリーズ名で続けさせていただこうと思います。

一応、メンタルDrにも診断されてますしねぇ
で、ADHDって熱しやすく冷めやすい……という特徴がありまして、私も例に漏れず「コツコツ」という言葉から最もかけ離れた人間。
なにかをするにしても『まとめてドーン』ってやりたいタイプなんですが、仕事をしつつも家事をこなさないと生きていけない身分ですと、なかなかそうもいかないんですよね。

掃除を済ませた後に、仕事して、犬のお世話と猫のお世話をしたら、メールチェックして……覚えてらんないわ!!
と、パニックになることもあり、せっかく予定が空いていそうな日も上手く動けなかったり、せっかく決めていたストレッチを忘れて夜中に思い出したり……という事もあるので、なにかいい方法は……と思って見つけたのが『単語帳で自分管理』法。
以前、筋トレなどの「めんどくさいこと」に関する習慣化の話を書いたことがありますが、それとは異なる完全に自分操作で、色々な習慣を身につけるのに役立ちそうな、イフハックなのでぜひご覧ください!!
用意する物は単語帳のみの「習慣化」テクニック
用意する物は簡単。
単語帳。
主婦の方なら、できたら耐水性のをおすすめします。

何度か洗い物の泡が飛んだり、お風呂洗いで落としたりして、ダメにしてやる気失せているので……
そして、そこに毎日やらないといけないことを書いていくだけ!!

私の場合、
ストレッチ⇒リングフィット⇒掃除⇒仕事⇒ブログ……
みたいな感じで書いていき、朝起きて1枚ずつめくり、やることを『余計なことを考えずに』さっさとこなしていく……という感じ。
途中で邪魔(余計な電話や、犬猫のトラブルなど)が入った場合でも、止まっていた単語帳のタスクから初めて行けばいいので、中断されても思考が戻りやすいという利点もあります。

これでやるべき事を全部済ませたら、あとは好きにゲームでもしてればOK!!
単語帳de自分操作のポイント
この単語帳でタスクをこなしていく習慣化術には1つだけポイントがあります。
1つのタスクを足す際は、1日1タスク、もしくは「その日全部のタスクを済ませて余裕があることがわかったときのみ」というルール。
やりがちなのは、あれもこれもぜ~んぶこの単語帳に書き込んで、勢い込んで一気に習慣化しようとすること。
絶対続きません。
亡くなられたエリザベス女王も
「私たちは次の新しい10年の始まりを楽しみにしていますが、最も永続的な変化をもたらすのは大きな飛躍ではなく、しばしば小さな一歩であることを覚えておく価値があります」
朝日新聞デジタル
とおっしゃってたように、まず習慣を身につけるには、大きな事をするには小さな小さな、それこそベイビーステップであることが大事。

ADHDは「いける!」と思ってツッコンでしまうので、この考えを身につけると生きやすくなるかも
なので、まずは例えば「掃除」と単語帳にタスクを加えたら、次は1日後に「ブログ執筆」と追加。
もし、タスクが溜まってきて1日でこなせなくなってきたら、見直してタスクを減らすか、脳が覚えて(もしくは体が慣れて)さっさとタスクがこなせるようになるまでは、やることを追加しないようにしましょう。
応用編
ちなみにですが、この単語帳による自分操作法。
掃除用タスク帳を作ったり、ペットのお世話用タスク帳を作ったりしておけば、自分が丸1日以内日などに旦那にタスク帳を渡して「これやっておいて」とすると、普段家事をし慣れていない旦那も動きやすく(精度のほどは人による)、自分操作ならぬ、旦那操作にもよいのでおすすめです。
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