セルフでお灸をしてみよう
先日、叔母から「鍼と整体のお店に行って、お灸をしたらむしろお灸の方が効いて、胃の調子が凄く良くなった」という話を聞いた。
鍼と整体のお店でお灸が効いたというのもアレだが、胃腸の弱い遺伝を受け継ぎ続けるこの血筋にとってはお灸で胃の調子が良くなるというのも朗報だ。
と言うわけで、早速ドラッグストアでお灸(しかも安全そうな奴)を見つけたのでやってみることにした。
ドラッグストアで購入「レンジ灸」
私が見つけたのは「レンジ灸」なる一品。
よく見かける、線香のような物を超マイクロなドーナッツのような物で火を付けて使うタイプのは、正直火傷が怖く使いたくなかったので、このレンジ灸はありがたい。
↑このタイプの方が効きそうだが、やっぱり怖い
特に、動物を飼っていると万が一「横からチョイチョイ」されたらという心配があるのだ。
なので、レンジで加熱してそれを付けるだけのはいい。
レンジ灸は、本体となる筒状の容器が2つと、ヨモギのシートがたくさん入ったものがセットになって入っており、ヨモギのシートは換えが結構安く売っているので、コスパも良さそうだ。
というわけで、早速使ってみよう。
レンジで温めて張るだけ
使い方は簡単。
緑の容器の上を「引き上げ」、シールを貼ってレンジでチン。
チンした後に、今度は「パチン」というまで、容器を下に押してシールを剥がせば完成。
あとは、ほかほかのソレをお好きなところに張れば良し。
私は「眼精疲労」「情緒不安定」に効くという、太衝なる足のつぼに張ってみました。
使ってみた感想
普通のお灸より「広範囲で熱い」
ええ、一応、普通のもぐさのお灸もしたことがあるんですが、それよりも、マジで広範囲で熱くなります。
普通のお灸が「チクーン」と痛熱いと例えるなら、レンジ灸は「ズボーン」と熱い。
したがって、我慢できません。
30秒もしないうちに「あつ、あつつつつつ!!」と剥がしてしまい、皮膚には赤い跡が丸く……。
恐らく、加熱のし過ぎもあるので、熱くなりそうな気配がしたら冷めるまで少し置いてから張った方がいいでしょう。
少し冷まして、今度は手三里という肩こりに効果的なツボに。
今度は、完全に冷め切るまでまったりと待つことができ、良い感じだったのだが、いかんせん今度は「冷めるのが早い」という問題が……。
なんというか、帯に短したすきに長し。
結論
火を使う普通のお灸より「安全」「安心」という利点はあるが、加熱し過ぎるとどのみち火傷はしそうなくらい熱くなるので注意は必要だ。
しかも、あまり温めないと、今度は温まる前に冷めるという問題も発生するので、非常に調節が難しい。
だが、この肘の外側と、手の親指と人差し指の間の「指で押すとメチャクチャ痛いポイント」なんかに置くと、確かに肩が楽になる感じがしたので、効果はあると思う。
ただし……胃に効いたかどうかはいまだにわからない。
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