整体や鍼をよくする私ですが、あまりお灸ってやったことなかったんですよ。
熱そうだし、効果なさそうな気がして。
ですが、叔母が「私鍼は効かなかったんだけど、胃のツボにお灸したらそれだけは本当に効果あって、食欲は出るわ、胃の調子は良くなるわで、おすすめよ~」なんて言っていたものだから、これはもう健康オタクとしてはやってみないとと思い、早速、セルフでお灸をしてみたんですよ!
肩こりとか首こり、その他心身の不調まみれの私ですが、効果があったか……。
おすすめのやけどしにくいお灸や、調べたツボなんかも合わせてお伝えします!
お灸とは?

今更説明しなくても大丈夫だと思いますが、お灸とはもぐさを幹部(ツボ)の上に乗せて火を付けて、その熱による刺激で体の状態を良くするという、民間療法。
3000年前の中国でやっていたという記録もありますが、どこかの森のシャーマンとか、中国とは全然かけ離れた場所でも熱々の灰を、体の悪いところにこすりつけて治療したりしている伝統療法があったりするので、「悪い場所を暖める」ということ自体が体に良いのかもしれません。

ちなみに普通にやけどしたりするので、私は避けていました。
今時のお灸は火を使わないしドラッグストアで購入できる
さて、もぐさを燃やして……ということからもわかるとおり、お灸は火を使うのですが、犬猫多頭飼いの我が家としては、ちょっと火を使うのが怖い。
なので良いものはないかなとドラッグストアで探したところ……見つけました。

レンジでチンすれば使える『レンジ灸』しかも、ヨモギ部分は取り替え粘着シートが別売りであるので、コスパもいいし、今はやりのサスティナビリティ。
もちろんAmazonでも売ってました。
セルフのレンジ灸のやり方
レンジ灸の使い方は結構簡単。

中には筒状のボタンのようなものが入っていて、コレが本体。
押すと中の空間がなくなり小さくなるのですが、レンチン前は必ず引き延ばして『中に空間がある状態』にしましょう。

よく見ると茶色と緑のパーツに分かれているので、茶色い方の平たいメンに、ヨモギシールを貼って……。


貼ったら『シールの面が上になるように』レンジに入れて、500w~700wで1分30秒チン。
ワット数に開きがあるので心配になりますが、恐らく空間を作っていることで隙間が生まれて余計な熱が逃げる仕組みになっているのだと思います。

私は600wで、1分くらい加熱しています。
加熱し終わったら、本体をパチンと押して縮め、シールの剥離面を剥がして、肌にくっつけましょう。

そして3分ほど放置してセルフ灸の完了!!
火も使わず安心だし、お手軽……と思いきや。

結構熱い。
痕が残る位は熱いし、肌が弱い方だとやけどになっちゃうかもしれません。
とはいえ、直にもぐさを乗せて燃やすやつよりかは熱くないし、やけどの心配はないと思いますが……。
念のため、レンジから出してすぐにくっつけたりはせず、触ってやけどするような温度ではないか確認してから肌に貼り付けることをおすすめします。
セルフ灸におすすめのツボ
やっぱり熱いは熱いセルフ灸ですが、手軽なので週1~2回の頻度で使っています。
そんなときにおすすめのツボは……。
大衝:写真の足の部分のツボ。足の親指と人さし指の骨が交わるところのへこんだ部分。

こちらは、ホルモンを調節するツボらしく、PMSの緩和や、眼精疲労にも効果的。感情に並がある人にもおすすめらしくて、しかもお灸が置きやすいので私は好んでここにお灸をしています。
もう一つおすすめの場所がこちら。

曲池:腕を曲げるとできる肘の曲がりじわの上側にあるツボです。

こちらは叔母おすすめの胃腸が良くなるというツボ。
お肌の調子も整うそうで、肩コリ、首コリ、目のつかれなどにもおすすめのツボとのことで、ちょこちょここちらにも置いています。
その他色々ツボはありますが、①置きやすい②やけどしても大丈夫、という縛りでおすすめなのがこちら2点です。
お灸の効果のほどは……?
さすがにこれは体感でのことですが、突然「元気になった!!」「肩こりがなくなった!!」ということはないのですが、3週間くらい(3~4回)続けていくと、お灸をした後の翌日の肩こりや、眼精疲労が良くなっているというのは実感しています。
あと、リラックス効果があるのかよく眠れるし、寝た後の胃腸の調子が良くて、朝腹ぺこで目覚める……なんてことも。
さすがに民間治療なので、絶対とは言えませんが、私的にはセルフでのレンジ灸……おすすめです!!
次はヘソ灸……狙ってます。
コメント