ゆで落花生って知ってますか?
実は落花生の名産地、千葉でもあまり落花生をゆでて食べる人って少なかったりして、そもそも落花生=ピーナッツの認識も少ないかと思います。
今回はそんな落花生をゆでて食べたらどんな味がするかなどなど、簡単レシピと合わせてお伝えします!!
落花生とピーナッツの違い
落花生とピーナッツの一番大きな違いはこれ。
「殻に入っているかどうか」
殻と言っても、茶色い薄皮の方ではなく、外側の硬い方の殻のこと。
ピーナッツの方が一般的によく見るので、落花生と一致してない人もいますが、元を正せば同じです。

因みに、厳密に言うと、ピーナッツは皮を剥いた状態。
薄皮が付いた状態のものは「南京豆」といいます。
そして、生の落花生は基本的に傷みやすいということもあって、市場に出る前に収穫してすぐに乾燥させられます。

それから炒ったものが普通の落花生だったり、ピーナッツだったりするのですが、生の状態で売られている事もあり、そうした「生落花生」は、水に塩を入れて沸騰させた鍋の中で殻ごと30分茹でれば完成。
ゆで落花生となって、おいしく食べられます。
ゆで落花生の味
さて、生落花生は鮮度が大切なのであまりスーパーなんかでは売られていないのですが、道の駅などでは「ゆで落花生」の真空パックが売られていたりします。
これです。

すでに茹で上がっていて、そのまま殻を剥いて食べるだけの簡単なタイプ。

道の駅でなくとも、Amazonでも購入可能!!
さて、どんなお味かというと……。

種類は『おおまさり』なので1つ、1つが大きい!!

殻を割ると、中にはみっちりとした落花生。
生落花生は乾燥させていないので身が大きくて、食べやすいんですよ~。
ほんのり湿り気があって、どことなく甘い土の匂いがします。

そして、薄皮付きのまま食べられるので、殻から外したらそのままいただきます。
味の方は……。
芳醇な土の香りと塩の味。
乾燥していないので柔らかく、どちらかというと小豆のような歯ごたえで、甘さも奥から感じます。
歯ごたえと味に関しては、本当に「食べてみないと説明できない」と言ってもいいくらい独特で、香りは少し土臭いので、もしかしたら苦手な人は苦手かも……という感じ。
お酒のおつまみ……というよりかは、この「ゆで落花生を楽しむ」というノリで食べると良いかと思います。
ゆで落花生の簡単レシピ
ゆで落花生をそのままではなく他の食べ方で……となると、おすすめは「混ぜご飯」。
白米と一緒に、殻からはずしたゆで落花生を混ぜて、少々の塩を入れて炊くのがセオリーですが、それだと土臭さがお米に混ざる気がするので、私としては「炊き上がったご飯に、ゆで落花生を混ぜる」という方がオススメ。

もし他に具を混ぜたいと思ったら、薄口醤油と椎茸を刻んで入れたりする程度でOKだと思います。
ゆで落花生自体に塩味が結構付いているので、これで十分。
ほのかに土臭いような、自然の香りが楽しめて、食べて見ると甘い落花生とご飯が良い具合にマッチ。
おすすめです!!
コメント