【大人の冒険】房総のむらへ行ってきた感想

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2017年の夏休み、私は千葉にある「房総のむら」へ行ってきた。

「房総のむら」とは日光江戸村の千葉版……のようなイメージを持っていて、対して興味も抱いていなかったのだが「とくにどこへ行くとも決まっていないなら、1度は行ってみるか……」という安直な考えで行くことに。

ところが……ここがむちゃくちゃ楽しかったのである。

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体験博物館 千葉県立 房総のむら

体験博物館 千葉県立房総のむら

房総のむらは成田のちょい斜め上、印旛沼近くにある体験型の江戸村的テーマ―パーク(?)なのだが、江戸時代の街並みや、古墳や弥生時代の竪穴住居、はてはコスプレOKな大正ロマンス満載の建物まである、「資料として写真を撮っておきたい職業」の人間にとってはたまらない体験型施設である。

余談だが、最寄り駅の「安食駅」って一発で読めないね。
「あじき」と読むらしいが、音だけ聞くと「悪食」って想像しちゃうよ。

体験型というところからわかる通り、色々体験できる項目もあって、日によって「紙すき体験」「勾玉作り」「わらじ作り」などほぼほぼ材料費だけで体験もできる。

子供向け……と言えば子供向けで、下手なシーズンに行くと遠足の小学生、幼稚園生と遭遇してしまう可能性が高いのだが、今回は夏休みシーズンに行ったので、これ幸いと、ひと気すらなくて大きいお友達の私でも存分に堪能することができた。

日によっては『浴衣で夜散歩無料DAY』など、リア充が満ちあふれていそうな日もあるので、爆発を願う者は気をつけたほうがイイかも。

そんな房総のむらの入場料は、なんと「300円

体験費用は別途かかるが、300円でレジャー施設に入れるんですよ?
そして、驚くことに「中学生以下」と「65歳以上の高齢者」は入場料「タダ」

駐車場も無料だし、恐るべし「房総のむら」である。

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※入り口近くには本日体験できる項目のお品書きがある※

お昼ご飯

当日は12時半ごろに房総のむらに到着。
その時点ではこの村の偉大さに気がつかず、「お昼食ってから、のんびり遊ぶかぁ」くらいの感覚でいたため、この時間に到着したのだが、村の夜は早い。

16時半には閉園となってしまうため、昼をやっている「江戸時代のおそば&お稲荷さんを食べさせてくれるそば屋が13時半には閉まってしまうので、注意が必要だ。

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もちろん、終業時間以前に注意が必要なのは「完売」の二文字。

私がとろろそばと江戸稲荷を注文したと同時に稲荷が完売。
危うく、口惜しい思いをするところであったが、この細長い江戸稲荷が美味しいの何のって……。

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※思わずピントがぶれました※

おそばも、歯ごたえ良くて、外で鳴っている風鈴といい、座敷の古い匂いといい、そのままごろ寝したくなる気分になってくる。

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ともかく、このおそばといなりのセットは食べる価値ありなので、もし房総のむらへいく場合は、早めに来ることをおすすめする。

園内

さて、この房総のむら、園内もなにもあったものではなのだ。
ともかく広い。

300円払って入る有料ゾーンはもとより、そこを囲むようにしてある「ドラムの里」やら「考古資料館」「文化財指定の古民家」「文化財指定の学校」等があり、1日で回りきれない程広いのだ。

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江戸時代の村を過ぎて、飛鳥・古墳時代の資料館を過ぎると、ジュラ紀みたいな森が広がってて、うっかり遭難しかけたのは秘密だよ

江戸の村を再現したゾーンは、文字通り江戸の村。

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紙屋さんや薬屋など、かなりワクワク資料となるお店(のレプリカ)が並んでおり、2階に上がることもできる。
基本的に展示物には手を触れるのは禁止だが、体験ゾーンでもあるため、お店の人がいれば一言断って触ることも可能。

レプリカだと思って触ったニジマスの干物が本物で絶叫したのは秘密だよ

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古い日本家屋の建物もあり、「あぁ昔の人達はこんな不便な生活してたんだぁ」と失礼なことも脳裏によぎる。

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※事細かく農具や武器なんかも置いてある※

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※井戸もあったけど、当然塞がれていたよ※

あまりに狂ったように撮影しまくったため、途中で一眼の電池がなくなるというアクシデントに見舞われたため、後半はスマホで撮った写真&一緒に動向していたうどんこ坊やの写真でまかないます。

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※昔の日本家屋の2階って、床が隙間だらけでむちゃくちゃ怖いのね※

色々な体験も

わらじ作りとかはもちろんのこと、この村では、ちょっと珍しい体験がちょこっとできる。

例えば昔のカゴに座れたり。

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※猫マスク忘れてちょっとしょんぼり※

輪投げやメンコ・コマ回し・竹馬などで遊べたり。

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※竹馬に乗れず、後に突き指する運命にある旦那氏※

子供が群がって遊んでいたりするのだが遊べるゾーンが数カ所あり、また、遊具も沢山(種類がではない)あるので、大人も昔取った杵柄とばかりに遊べるのがイイ。

余談だが、御年68歳の監督が一番竹馬に乗るのが上手く、ものすごいどや顔をしていた。

竹馬もメンコもコマもけん玉もできない私は、100年前に生まれてたら、最下層のカーストで虐められるところだったよ

農村ゾーンの恐怖

さて、この房総のむら。
イメージ通りの江戸時代の風景だけではなく、昔の農村の風景も再現している。

その再現っぷりが、ガチすぎてSAIRENかと思うほど怖い風景も見ることができるのだ。

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まずは、村の結界

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藁でできた人形とか動物、でかい木のサイコロ等がぶら下げられているのだ。
これはどうやら、悪いモノが村に入るのを防ぐお呪い的なものらしいのだが、知らずにこれ見たら、いちびる自信がある。

そして謎の道祖神

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道祖神なるものは日本中どこにでもあるものだが、この村の道祖神的なものは気合いが入っていて、安い駄菓子屋さんで売っていそうなキラキラの宝石が巻かれていたり、しめ縄で何かが作られていたりして、悪いモノ以前に、私が入るのが怖くなった。

極めつけは村の墓地

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もちろんコレは墓地のレプリカなのだが、どうやら昔の村の墓地は中心に6つの墓石を置き、それを守り神とし…………って、完全に呪術的な何かですよ!!

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※村って……怖い※

古墳時代までさかのぼります

そんなサイレントな風景をヒグラシを聞きながら回ること数時間。
気がつくと古墳時代にまで戻っておりました。

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昔の埴輪や弓とか矢とかが飾られている小さな博物館があるのだが、そこの近くに古墳時代の竪穴式住居のレプリカがあるんですよ。

もちろん、中にはいれる!!

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中、すんげー煙臭い

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「ここ、だれかさっきまで暮らしてただろう」って突っ込みが出るほど、中は炭と煙の臭いで臭くて、あと、暑い。
ヘタすると今まで見てきた江戸時代の住居よりも保温性に優れているかもしれない。

中は真っ暗なので、あまりうまく写真が撮れなかったのだが、結構居心地の良い空間でしたよ。

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※弥生時代の竪穴式住居は現在修理中でした※

余談だが、石棺(レプリカ)を見て、監督が「あ、石窯パン食べたい」と言っていたので、まだまだ長生きしてくれそうです。

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古墳は単なる丘みたいになってたよ

お茶の席も体験

ここまで回って実は半分。
お昼を食べてから4時間は歩いているのだが、まだまだ広い房総のむら。
だが、いい加減疲れて来たのでお茶の話を。

と、茶室の前をうろうろしていたら「お茶でもいかがですか?」と上品な和服の女性に呼ばれ、にわかお茶会を開いてもらった。

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こちらの茶室。
自分でお茶立て体験もできるのだが「他人に入れてもらったお茶が一番美味い」という常識を知ってしまった私たちは、先生に立ててもらったお茶を頂くことに。

因みに、お茶と生菓子のセットで1人450円。
お茶の作法や表利休の話も聞けてこの値段はやっぱりビックリするほど安いと思う。

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甘すぎず、かといって無味というわけでもなく。
疲れた身体に染み渡るブドウ糖。

その後のお抹茶の美味いことよ……。

まとめ

そんなわけで、かなり堪能した房総のむら。
大人が行っても楽しめるし、午後から行った私はまだ半分も回れていなかったし、モノカキエカキの方々にはとても良い資料がバンバン撮れる場所だと思う。

私の中でTOPに入るレジャー施設へと格上げされた。

いつかまた行って、甲冑を着せてもらったり、今度はお茶立て体験をしたり、今回周りきれなかった場所を見て回りたいものだ。

房総のむら。
侮るべからず……。

体験博物館 千葉県立房総のむら

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普段は小説を書いたり、絵を描いたり、写真を撮ったり、ゲームを作ったりする、創作意欲だけで生きている人間。 ブログの更新は気まぐれですが、お仕事に関しては真面目なので、文仕事・絵仕事等創作のご依頼がありましたら、お気軽に連絡ください。

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コメント

  1. necoyapa より:

    うわーん。ネットで遠出し過ぎた。迷子だ。迷子。
    なんかタイムスリップしたみたいだね。
    村の結界・・・恐ろしい感じする。

  2. kawashimachiyo より:

    >necoyapaさん
    コメントありがとうございます!!
    村の結界はマジで恐ろしい感じでしたよ~。
    迷子万歳です。