あっちこっち飛び猫

小説を書いたりゲームを作ったり、たぶんマルチクリエイター。お仕事も募集中。

【おしゃれと健康】メヘンディー(ヘナタトゥー)を描いてもらいました【日記】

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数年以上前に、一度自分でやってみたヘナタトゥー。

tobineko.officekawachiyo.com

その時は、ヘナが古くて全く発色されず、一体何をなんのためにやったのかわからないような事態になったのだが、今回は、「試合に勝というと思っている自分を励ますために」ちゃんとしたアーティストに描いていただきました。





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※今回は「タトゥーと間違って怒り出す早とちりさん」が出ないように、ヘナタトゥーという言葉ではなく「メヘンディー」という言葉で記事を書かせていただきますが、同じ意味です※



メヘンディーとは

メヘンディーとはヒンドゥー語で「ヘナで肌を染める」という意味。
そのまんま、「ヘナ」という草の汁で肌や髪、時には爪なんかを染めていく事。
インドや北アフリカ、中東なんかで伝統的に行われてきたことで、いずれの地域でも「邪悪な者から守る」「幸運を呼ぶ」という意味合いがあり、花嫁さんなんかに描かれたりすることが多いです。


粉状にしたヘナを水やらなんやらでペースト状にして、細い細いチューブの先からだして、文様や絵を描いていきます。

大体1~2週間で、新陳代謝と共に消えていってしまうんですが、結局角質層を染めているため、描く場所によっては薄くなったり、すぐに消えたりもする、儚くも美しいアートだと思います。


どこで描くの?

今回お願いしたのはメヘンディーアーティストの幸恵さん。

yukie-mehndi.wix.com


ひよんなことから「行ける範囲でメヘンディーを描いてくださるアーティストがいる!!」と知り、卓球の試合に合わせて描いてもらうことに^^

待ち合わせ場所の駅にはたくさんのツバメが巣をつくり、なんだかちょっと幸せな気分になっていたら、明らかに「メヘンディーアーティストですから」というオーラを放つ幸恵さんがお迎えに来てくれました。

「試合で威嚇用に描いてほしいので、強そうな感じでありつつ、私の守護神(らしい)猫神様……というか猫を描いてください」

と、非常にぼんやりとしたオーダーを告げる私。


猫神ってなんだよ。
数年前の猫神様の話をまだ引きずっているのかよ。

tobineko.officekawachiyo.com

と、そんな自分に苦笑していたところ、「ん~じゃこんな感じにしましょうか」と、私の気持ちを探るかのようにゆっくりと描き始める幸恵さん。

もはやアーティストを越えて、スピリチュアリストですよ。

できあがり

そうして描いてもらったメヘンディーは、肌に色をのせるまでちょっと時間がかかるので、一旦呼吸の出来るテープ(?)みたいなもので防御。
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電車で、たくさんの方々が私のことを痛々しそうな目で見て、そして席を譲ろうとしてくれる。
きっと、このテープを剥がした後も、きっと多くの方々が私を痛々しそうな目で見て、席を譲る……というか、そばによらなくなるのだろうね。

ふふふ……。


そんな一夜を過ごしたあと、翌朝剥がしてみるとこんな感じ。

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※この中に猫が描かれています。わかりますか~?※


色がのりたてなので、まだ発色されていないが、思っていた以上に綺麗に色が出ていてびっくり。
タトゥーと違い、この淡い色合いが目に優しい。

このまま卓球の練習に行くも、仲間に「タトゥーって罪人がいれるやつですよね」と言われ、これはタトゥーではないこと、2016年の今はタトゥー=罪人ではないこと、偏見を持つのはどうでもいいが、女にそんなことを言うからいまだに彼女が出来ないんだという事を告げる。

一番発色が綺麗な時


というわけで、試合当日。

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綺麗に発色されております!!

ラケットを握る位置的に丁度目に入って、やる気が出るのと同時に「ラケットが最適なポジションに来るように握り直す」ということが意識できて、非常にありがたい。

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だが…………。
試合会場の誰もが「チラ」「チラ」と見るだけで、何も言ってこない。


言えよ。

突っ込めよ。

構ってくださいよ。


恐らく本気で恐い子と思われたのか、触ってはいけない事だと思われたのか(苦笑)
ま、リベンジした大会主催者にはフルセットで負けて「まだまだ甘いね!!」と言われてしまったものの、前回ビリだったところから、下から3番目の順位にまで上がれたので、猫神様の御利益があったのかと。



…………。
すんません、次は絶対3位以内に……いや、主催者に勝てるように頑張りますorz



クリエイターとして思ったこと


と、まぁ、ここまではメヘンディーの感想等々でしたが、今回のメヘンディーは色々とすっきりさせてもらいました。

ここからは私のコラムになってしまうので、調子を変えさせていただくが……。


メヘンディーを描いてもらっている間、結構時間がかかるので(それだけ丁寧な仕事をしてもらっているってこと)、色々と話すわけよ。
そんな中で、自由に生きるってことの話になったりしてね。

いや、テーマの割には話し口調は軽くてね。
「思い立ったから田舎から出てきちゃいました-」「マジで!? すげぇ」
みたいな感じなんだけどね。

ただ、フリーに生きるって言いながら、自分結構ノンフリーで生きてるなぁなんて思いましてね。

ええ、他から「え、それでノンフリー? なに、アルコール度数0と0.1%の違いのこと言ってるの?」なんていわれそうですが、これはこれで、結構縛られて生きてたりするわけよ。


もちろん、お仕事を依頼されてやるからには責任が生じるし、そこは全うすべきだと心の片隅に残ったわずかなポリシーが私を突き動かしていますがね。

でも、それとは別に、もっともっと自由に、ユーザーや読者が喜んで、世知辛い現実世界を忘れられるようなゲームを作ったり小説を出したりしたいなってね。
思っていたのに、忘れてたよ。


思いださせてくれましたよ。
この小さな猫さんに。
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いや、奥の方のあきれ顔の猫じゃなくて。



んで、なんで、忘れちゃったのかな~なんて思っていたら、たぶん、自信がなくなってたんだろうね。
仕事してても、100%よい感想をもらえるわけではないし、リテイクなんて腐るほどくるしね。
そうしているうちに、「これでいいのかな?」って「私の作ったものは喜んでもらえるのかな?」とか「企業が望む売れるものってこんなのかな?」って思っちゃったりしてね。

それに、「あっちこっち手を広げすぎじゃん? ゲームとか小説とかハンドメイドとか」なんて、人に言われなくても、すごい気にしてたし、実際言う人も多かったしね。

最近じゃ、歳も歳だけに、急にシミとか増えちゃったし、手も家事で荒れちゃったりしてね。
そんな手にメヘンディー描いてもらって、写真撮ったらすんげー綺麗に見えるのよ。
私のシミシミの手が。

「なんだ、まだイケるじゃん」

って、思わせてくれるって、アートの力ってすごいと思うわけよ。
それもこれも、自由に、思いきって生きることを選んだ一人の女性が描いた絵の力でよ?


私も、小さな事なんざ気にせず、好きに生きようって。
それで、いつか、私のように元気をもらえたってユーザーが出たら万々歳。

改めて思わせてもらえましたよ。


これから、また突拍子もない事をし始めたりすると思うけど、それが私だから。


恐らく、またこのメヘンディーを描いてもらうと思うけど、その時は、また別の感情が湧くと思う。
それもそれで、醍醐味。



後日談

1~2週間はもつと言われるメヘンディー。
やっぱり家事と卓球での滝汗とシャワーで落ちるのが早く、メヘンディーを描いてから6日。


「ファビラスなシミ」
と言われるほど、薄くなりました。
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