露出狂……らしき物体に遭遇した時の話【日記】

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先日、いつも通り帰宅の遅い旦那に変わり、一人犬の散歩をしていたわけですよ。
時刻は夜の12時。

目的地は家から5分ほどのところにある、フクロウが寝ている鳩を狩猟するような樹がしげる公園。

その途中には、私が勝手にBLの巣と名づけた、若い男性二人組が暮らす少しボロいアパートがある。
ボロいだけあって、薄暗い照明の届かない駐輪場には木が茂り、まったくの闇が広がっている。

そして、そんな闇の茂る木の下に、奴はいた。

初めは犬が近づいた。
たぶん彼女もなんの意図もなく、「あ、木だ、おしっこしちゃおうかな」くらいに思っていたんだと思う。
だってまさか、真っ暗がりな木の下で、枝で顔を隠すようにして男が立っているなんて、私ですら、想像すらしていなかったのだから。

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突然の男の登場に、「ぎゃわん!?」と叫んで、飼い主を置いて逃げようとする犬。

私もとっさのことに混乱し、思わず。

「あ、こんばんわ」

と、ご近所さんと遭遇した時のような挨拶をしてしまったのだ。

膝まである長いトレンチコートのポケットに両手を突っ込み、木の暗がりから現れた男は、私の間の抜けた挨拶にぺこりと頭を下げると、再び夜の住宅街の暗がりへと消えていった。

だが、その時の彼の後ろ姿。
トレンチコートから伸びる脚は…………。

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めっちゃ、すね毛が見えていた。

つまり、あれか。
ポケットに両手を突っ込んで、前を閉じていたそのトレンチコートの下は「裸」ですか。
俗に言う「露出狂」ってやつだったのですか。

この春先の肌寒い中、トレンチコート1枚でよくかんばるものである。
しかも、だれかにナニを見せるのがお仕事とは言え、虫に襲われるかも知れない危険をはらみつつ、こんな暗がりに隠れて、こっそりやるとは、まだまだ新米なのかも知れない。

そんなこっそり露出狂をしていたというのに、間抜けな犬がふんふんとやってきて、あげくに金髪のおばさんから「こんばんわ」と挨拶されたのでは、たまったものではなかっただろう。

因みに私は、混乱していたのと、闇に紛れて完全に顔が見えなかったことと、「もしかして、あのトレンチコートの下は、ものすごい短い、西川の兄貴ばりのホットパンツを履いていて、あの木の裏で立ちションをしていただけだったのかも知れない」という、ちょっとした可能性が捨てきれなかったため、通報はしなかった。

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出典 pbs.twimg.com

だが、もし彼が本当に露出狂だったとしたら、言ってあげたいことが一つだけある。

そこのアパート、男しか住んでませんよ?

これから暖かくなる季節。
皆さんも夜の散歩にはお気をつけて。

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